ＪＡＡ（東京都江戸川区、瀬田大社長）は５月２１日、「新会場６周年記念ＡＡ」を開催した。

　当日のセリは昨年の周年記念開催を上回る出品２３６４台を集め、盛大な開催となった。成約は１０３５台、成約率４３.８％、平均成約単価８３万１０００円となった。
　また、周年記念に際し、ディーラープライムコーナーを特設した他、豪華賞品が当たるサイコロゲームや特別ランチメニューなど各種イベントを催し、開催を盛り上げた。

　セリ前にあいさつに立った関谷勉会場長代行は「２０１９年５月に新会場がオープンし、早くも６年が経過した。オープン当初はコロナ禍の影響もあり、大変厳しい状況が続いていたが、ここ最近は皆様のご協力、ご支援を賜り、ようやく安定した開催が行えている。今後も皆様からのご意見ご要望を頂戴し、新会場を皆様の使いやすい会場としていく」と謝辞を述べた。
　続けて「きめ細やかなサービスを展開し、また、デジタル化が進んでいるが、会員皆様とのコミュニケーションを図り、より良い会場づくりに努めていく」と述べた。
　最後に昨年の５周年記念を大きく上回り、２４００台に迫る多数の出品に謝辞を述べ、活発な応札を呼び掛けた。

　取材の場で関谷会場長代行は多数の出品台数について「日々の営業努力が奏功している。改めて種を蒔くことの大切さを感じている。周年記念開催に期待を寄せていただく会員様も多くいる。先月開催の『大創業祭』に出品台数は届かなかったが、出店数は上回った。それだけ一社一社の出品店様が一台一台を、期待を込め持ってきていただいた」と話し、会員の協力に感謝の言葉を述べた。

　ＪＡＡは２５年１月から４月の暦年出品台数において、一開催平均出品台数は１７３５台（前年同期比１１１.５％）と前年同期を大きく上回っている。また、成約単価も高く、相場以上に値が付くという会員の声も聞かれる。　

　関谷会場長代行は「商売の場として会員様の認知が上がってきた」と話す。ＪＡＡでは、会員とのコミュニケーション強化に努め、親切、丁寧な対応を全スタッフが心掛けているという。また、部署の垣根を越えたサービス提供を意識し、会員の質問に担当部署以外のスタッフが応対できる環境づくりに取り組んでいる。それにより、スタッフ自身の知識も向上し、会場を挙げてサービス向上に繋がっているという。
　また「スタッフ全員が、会員様をおもてなししようとイベントづくりに一体感をもって取り組んでいる。これは営業においても同様の姿勢」と話し、スタッフの成長についても触れた。

　関谷会場長代行は「ＪＡＡはその歴史からも長年にわたり利用いただいている出品店様と落札店様も多く、支えていただいている」と敬意を表し、今後もさらに利用される会場を目指していくと締め括った。