ＣＡＡ岐阜（岐阜県羽島市、斉藤啓太社長）は１月７日、「新春初荷ＡＡ」を開催。当日は出品１０６４台、成約７４６台、成約率７０．１％、成約単価６０万５０００円を記録した。

　セリ前のセレモニーで、柘植洋輝取締役があいさつに立ち「岐阜会場では、昨年７月に、当社初の女性会場長が就任。男性主体の業界において、従来の視点とは異なる取り組みを進め、『中部サテライトコーナー』や女性スタッフが企画した『岐阜なでしこ祭りオークション』などユニークな企画を実施した。今年は『ＲｅＳＴＡＲＴ』を全社のスローガンに掲げ、新たなＣＡＡグループとして再出発します。会員様の求めるサービスの追及に加え、従業員の働く環境整備、地域や関係先、そして業界の発展に寄与できるよう、漫然と前例を踏襲するのではなく、全従業員一人ひとりが主体的に取り組める新たな一歩を踏み出して参ります」と述べた。

　取材の場で木村智典副会場長は「既存会員様との関係を強化していくとともに、好調な輸出を背景に増加している外国籍会員様の増強と現在ストックワンプライスのみ利用している会員様のオークション利用促進に注力していきたい」と話す。

　同会場の２０２４年実績（１月－１２月）は、開催回数４９回。出品台数４万８２３５台（前年比１０．０％減）、成約台数３万３３８８台（同８．７％減）、平均成約率６９．２％（前年１．０㌽増）となった。

　イベントでは、出品または落札１台以上賞でお千代稲荷の草餅を進呈した他、イベントにあわせて応札保証金額を特別設定した。また１４日の開催とあわせた出品台数賞では、５台以上で「もつ鍋セット」、３台以上で「メープルギフト」を用意した。