ＬＡＡ岡山（岡山市南区、丸山明社長）は３月２９日、「年度末決算謝恩記念ＡＡ」（ＪＵ岡山後援）を開催した。出品台数が今年度２番目に多い２７２８台に上る活況だった。成約台数１９３７台、成約率７１．０％も同３番目の高水準だった。４００台近い出品車を集めた「ユーザーコーナー」が成約率７４．７％を記録するなど、年度末の記念ＡＡに多くの良質小売りダマが集まり、活発なセリを展開した。

　年度末最終開催に予想を大きく上回る出品車が集まった格好。ＪＵ岡山（中西信夫理事長）による協力や幅広い会員によるセリ参加で盛り上がった。神戸西、鳥取の両サテライト出品も堅調で、両サテライトの成約率は７５．２％の高率を記録した。

　同会場では、６月２１日開催「２１周年大記念ＡＡ」まで約２カ月半という状況だが、折からの高成約率と地元会員による積極的なセリ参加で盛り上がりを見せている。とりわけ、輸出向け中古車の応札も活発で「売り」「買い」の強さが地域内でも際立つ存在だ。

　朝倉進一会場長は「奇数月の親会、偶数月の青年部会という形で、ＪＵ岡山による後押しがとても力強く、高水準の実績の原動力にもなっている。これからも地元業界との強固な協力関係とともに、地域密着のＡＡ運営で、活発なＡＡを展開していきたい。６月の周年記念開催に向け、臨時ヤード確保などの準備を進め、活発な商いの場を提供していきたい」と話す。

　同会場の２０２３年度実績（２３年４月～２４年３月、プロトコーポレーションによる会場発表速報値集計）は、出品台数が前年度比１．７％増の９万４１３４台、成約台数が同１０．６％増の５万５６７１台という実績。成約率も同４．７ポイント増の５９．１％に大きく伸ばした。