神奈川県中古自動車販売協会・商工組合（小田原市、安藤悟会長理事長、以下ＪＵ神奈川）は５月２３日、ＪＵ神奈川オークション会場にて「第４６回通常総会」（協会）と「第４４回通常総会」（組合）を開催した。

　当日の販売協会・販売商工組合における議事の審議では、全ての議案が承認、可決され令和４年度の事業計画が決定した。

　令和３年度の事業報告では各事業の報告がなされた。中でも流通事業のオークション実績は、タマ不足の厳しい市況の中で出品台数・成約台数・成約率の全てで前年度を上回る実績を記録した。出品台数は３万７１１７台（前年対比１０５.５％）、成約台数は１万９６４５台（同１１４.２％）、成約率は５２.８％（同１０８.２％）となった。
　金融事業でも全キャンペーンを達成し、２８連覇を達成が報告された。

　令和４年度は流通事業・小売振興事業・金融事業・封印受託業務を収益事業の柱として柔軟に取り組んでいく。

　オークションは年４９回の開催を予定し、令和３年度上回る目標に一致団結して臨む。小売振興事業では勉強会。講習会の積極的な実施やＳＤＧｓを推進し社会・環境・経済への取り組みを始める。金融事業では３０連覇の達成を掲げ、連覇の継続に挑戦していく。

　冒頭で挨拶に立った安藤会長理事長は「会員皆様におかれましてはＪＵ神奈川の全事業へのご理解とご協力をいただき感謝」と謝辞を述べた。
　続けて令和３年度を振り返り「新型コロナウイルスが昨年に引き続いて猛威を奮い、想像ができないほどの感染者数が増えた。我々ＪＵ神奈川の運営も厳しい対応に追われた一年であった。また期の終わり頃にはロシアのウクライナ侵攻により多くの事業が滞った。我々としても今後も続くこととして懸念している。その中で会員皆様の一人ひとりの温かいご協力により令和３年度は全事業において安定した業績を残すことができた。これも会員皆様のご協力のおかげ」と謝辞を述べた。
　最後に「令和４年度も厳しい情勢が続いているが、我々は会員皆様のお声を聞きながら一つでも多くの商いがしやすい環境づくりにＪＵ神奈川役員、事務局一同で努めていく」と述べた。