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【JUトップインタビュー】JU大分の会長・理事長に就任した長野浩二氏に聞く

スピード感を持った組織運営で「JUブランド」確立へ、JU九州の指導環境委員長にも就任し若手の育成と積極交流にも注力

 JU大分では、5月の通常総会で役員改選を行い、新会長・理事長に長野浩二氏(63)が就任した。長野氏は2007年に理事、15年に副会長・副理事長に就任、持ち前の行動力で金融や流通などの主要事業で手腕を発揮してきた。今回の役員改選では、執行部の若返りととともに、行動派の実力者を揃え、更なる結束強化と各事業の活性化を図る考え。長野会長・理事長に就任の抱負や業界の将来展墓や課題などを聞いた。   (室田一茂)

■会長・理事長に就任した現在の思いは
 「とにかく次の若い世代に良い形で引き継いでいけるような組織運営を目指したい。流通や金融など収益事業の推進と合わせて、財務面での取り組みなども積極的に推進して強固な組織基盤を形成していきたい」

■地元大分の自動車業界のために出来ることは
 「われわれJUだけでなく、同じ自動車関連団体である自販連(大分県自動車販売店協会)や整備振興会(大分県自動車整備振興会・同商工組合)との3者コラボなどを検討している。JU大分AAを通じて、県内の各業界団体と連携を強化し、共存共栄の形を探っていきたい」

■新執行部体制と今後の組織運営について
 「実力派の役員に執行部就任をお願いした。皆で意見を出し合いながら、良い環境を整えることで、各事業とも良い雰囲気に中で推進している。事務局職員にも強い『やる気』が見られ、とても頼もしい組織。本日のAA(6月26日開催の青年部記念AA)にも650台近い出品台数が集まり、活気溢れるAA開催となった。新体制のもと、スピード感を持って各事業を推進していきたい」

■会長・理事長に就任した自身の思いは
 「これまで従事してきた中古自動車販売業界に貢献するために会長・理事長を引き受ける気持ちになった。自社の経営も息子や親族に任せられるような状況になったこともあり、業界全体を盛り上げられるような仕事をしたいと思った。常に『皆のために』という強い気持ちを胸に、会員増強や若手の育成に取り組んでいきたい」

■会長・理事長として取り組みたいことは
 「ピーク時は170~180社あったという会員を改めて増強させていきたい。若手経営者を育成することも急務だが、JU九州においても指導環境委員長に就任させていただいた。『JUに入って良かった』と会員・組合員の皆さんに心から感じてもらい、九州ブロック内でも若手を中心とした活発な交流を推進してきたい。そのためにも「中古自動車販売士」や「適正販売店」などのJU中販連が展開する諸制度の普及・促進に努め、『JUブランド』の確立に注力していきたい」

<プロフィール>
長野 浩二(ながの・こうじ)氏。1955年(昭和30年)2月大分県大野郡生まれ、63歳。80年ヤマトマイカー開業。83年有限会社ヤマトに改組、代表取締役就任、2000年株式会社ヤマトに組織変更。07年JU大分理事、15年同副会長・副理事長。19年会長・理事長。

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