ＪＵ大分（大分市、長野浩二理事長）は５月２５日、「理事担当記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は４７４台に上り、このうち４０４台を成約、８５．２％という高成約率を記録する活況だった。４月２０日開催「ディーラー主催ＡＡ」で、過去最高成約率９４．６％を記録するなど、全国ＪＵ系屈指の高成約率で存在感を示す。

　セリ開始前のセレモニーで山木宏司流通委員長が挨拶に立ち「理事記念ということで、本日は高成約率のＡＡとなるよう、理事一同、精一杯努力してまいります」と話した。

　同商組では２０２１年度（２１年４月～２２年３月）、総出品台数１万１１２１台（前年度比１８．６％増）を記録し、成約台数も９５４２台（同３１．８％増）に上った。成約率は８５．８％（同８．６㌽増）という驚異的な数字を叩き出すなど、各実績で「過去最高」を記録する１年だった。ＡＡ市場全体では、コロナ禍によるタマ不足などで総市場は縮小する中だったが、同商組では驚異的な実績を上げる活況だった。

　長野理事長は、こうした流通事業活性化の要因を「山木流通委員長を中心に、執行部が一丸となってＡＡ事業活性化をけん引してくれた。地元ディーラーからの出品も活発で、執行部メンバーを中心とした地道な努力の成果が表れている。折からのタマ不足で成約単価も上昇しており、地元での中古車流通活性化が事業拡大につながった」と振り返る。

　同商組では、長野理事長を中心に執行部が一丸となって取り組む中、流通委員会を中心に、青年部会（渡邊圭介部会長）とともに、ＡＡ開催を盛り上げ、毎回高水準の実績を積み重ね、組合事業活性化に貢献している。