ＭＩＲＩＶＥ（ミライブ：埼玉県深谷市・伊藤文彦社長）は２月27日、｢フレッシュディーラーズＡＡ｣を開催した。

　当日のセリは、出品数・成約数ともに新記録を達成。出品数は２回目の５０００台超えとなる５１６７台を集荷。成約数は初の４０００台超えとなる４００４台を記録。成約率は77.５％、平均成約単価48万１０００円と記録ずくめの盛会となった。
　伊藤社長が「サービス業として出品店・落札店の期待に応えられるよう努めている」と強調するように、同会では１８００台弱のディーラー出品に加え、全出品数に対する新規搬入比率は90％を占めるなど、需要期商売の期待に応える出品内容を受け、会員は活発な応札を展開した。

　伊藤社長は「今開催では新記録となる出品数をいただいたが、１開催の数字で判断はしない。会員様に使い続けていただけることが大事。昨年10月から新体制を敷き、矢島会場長が中心となって運営しているが、順調に進んでいる。ただ、今開催規模の出品数をいただくと搬入搬出に支障を来たしかねない為、10月に予定しているヤード拡張を少しでも早めることができればと考えている」と語った。
　また、「出品店件数は増えている」と話す背景に「出品店が出しやすい時間やコーナー配置を考慮するなど、調整している。全ての意見に応えることはできなくとも、なるべく期待に応えられるよう取り組んでいる」と語った。

　同会場の成約台数は、５年連続で前年実績を更新している。社員一人ひとりが「成約台数＝売り手と買い手の満足の結果」を共有しており、「サービス業の本質をどう追求していくか」に取り組む同社の歩みは止まらない。