荒井商事（神奈川県平塚市・荒井亮三社長）が運営するアライオートオークションベイサイド４輪会場（川崎市川崎区）は９月16日、｢開場15周年記念ＡＡ｣を開催した。

　当日のセリは過去最高となる成約率84.４％を記録。前年の14周年記念ＡＡに記録した最高成約率84.１％を０.３ポイント上回り、周年記念に花を添えた。

　過去最高成約率は、同会場が誇る５大特設コーナーの｢SUBARUディーラー協賛コーナー｣、｢輸入車正規ディーラーコーナー｣、｢ディーラー＆買取店協賛コーナー｣、｢LUMコラボコーナー｣、｢JADRIコーナー｣がセリを牽引し達成。中でも｢SUBARUディーラー協賛コーナー｣は成約率１００％を記録。同コーナーを含む５大特設コーナーの平均成約率は92％超を記録した。

　セリ開催に先立ち挨拶に立った荒井寿一会長は「ディーラー、リース会社、買取事業者の皆様のお力添えのおかげで本日は３４２１台の出品車をいただいた。アライＡＡは成約率の高い会場を目標にしており、昨年の周年開催で記録した過去最高成約率84.１％超えを目指してスタッフも張り切っている。アライＡＡは未来に向けて『世界の中古車流通を担う』という気概を持って、トータルサービスで皆様に貢献をしていきたい」と述べた。続いて来賓を代表しＪＵ神奈川・山田久男理事長とＭＩＲＩＶＥ・伊藤文彦社長が祝辞を述べた。続けて出品・成約・落札部門の表彰式が執り行われ、感謝状が授与された。

　前日に催された前夜祭で挨拶に立った荒井亮三社長は、目標の３０００台を上回る出品に謝辞を述べ「アライＡＡは成約率１００％を目指し取り組んでいる。出品店・落札店の皆様に１００％の満足をしていただくためには成約率１００％の達成が必要。台数も大切だが成約率の高さを追っていきたい。そのために質の高いＡＡを目指し、最検査の質の向上を最優先課題とし取り組んでいく」と語った。また、４月に開設した「商品化コーナー」を紹介。「今後も会員様により近い場所に会場を用意することで、会員の皆様もより効率の良い商売ができる環境を整えていきたい」と取り組みを述べた。

　当日のセリ結果は、出品３４２１台、成約２８８９台、成約率84.４％、平均成約単価39万９０００円の好結果を収めた。