ＪＵ大分（大分市・中野大理事長）はこのほど、今期初のディーラー主催オートオークション（ＡＡ）となる「第６回ディーラー主催ＡＡ」を開催した。ディーラー出品３１８台を含む総出品台数５０８台を集め、全体成約率でも６９．９％の高率となった。中でもディーラー出品の成約率は８８．１％に上り、ディーラー出品の良質小売り向け車を求めるバイヤーの強い応札が活発なセリを支えた。

　セリ開始前のセレモニーで中野理事長は「今年度最初のディーラー主催オークション。昨年末より出品台数が減少傾向にある中、今回たくさんの台数を集めてもらった。ディーラー各社及び担当者の方々の協力に感謝したい。最後まで積極的な入札をお願いします」と挨拶を述べた。

　ディーラー主催ＡＡは、２０１３年５月からスタートした。大分県自動車販売協会が主催する年２回開催のディーラーオークション。

　当日は大分自販協の渡邊敎和会長をはじめ、二ノ宮次男中古車部会長、小野和人、加来賢司両副部会長らが出席し、セレモニーを開催した。
　渡邊会長は「本日はこのように盛大にディーラー主催オークションを開催していただき、お礼申し上げます。また、日頃より私どもの業務に大変な協力をいただき感謝している。私ども両団体で設立した大分県中古車販売協議会で、永きにわたり良好な関係を続けさせていただいている。今後も微力ではあるが、オークション等を含めて積極的に協力していきたい。ＪＵ大分には今後も大分県の自動車業界を強力に牽引していただき、オークションの流通の活性化、成約台数の増大に期待している」と挨拶を述べた。
　二ノ宮中古車部会長も「常々よりＪＵ大分の中野会長をはじめ役員の皆様、職員の方々には大変ご協力・ご支援をいただき感謝している。今回は、３５０台を目標に仕入れに頑張ったが、残念ながら達成出来なかった。しかし、３００台を超える台数を出品できたので、高い成約率で大分県の中古車市場を少しでも活性化できるように盛り上げてもらいたい」と話した。

　【第６回ディーラー主催ＡＡの開催結果】
　▽出品台数＝５０８台（３１８台）、▽成約台数＝３５５台（２８０台）、▽成約率６９・９％（８８・１％）　※カッコ内はディーラー出品。

　１３年５月１５日から開催する同ＡＡでは、ディーラー出品の成約率の高さが大きな特徴で、１４年４月開催の第３回では成約率９７・９％を記録するなど、概ね８０％台後半から９０％台の高成約率を記録している。
　
　第７回ディーラー主催ＡＡの開催は、１１月１６日の予定。