ユー・エス・エスは９月１４日、三重県桑名市の長島温泉「ホテル花水木」で「ＵＳＳ名古屋開場４０周年＋１感謝の集い」を催した。当日は来賓、会員、関係者あわせて約４００名が出席する盛大な会となった。

　開宴に先駆け丸尾直輝会場長代行の説明が行われたのち、安藤之弘会長が壇上に立ち「本来であれば昨年、４０周年を記念した会を催したかったが、コロナ禍ということもあり１年延期し、今年開催する運びとなった。ユーエスエスは４１年前の１９８２年８月２３日に愛知県東海市の座頭ケ峰で第１回オークションをスタート。様々な逆風もありましたが、現在では毎週１万台を超える出品をいただき、２０００人を超える来場者で活気あふれるオークションを開催している。ユーエスエス全体では北は北海道から南は九州まで１９会場でオークションを運営、出品台数は年間約３００万台、業界ナンバー１として、シェアは４０％を超えている。これも４万８２００社の会員様や業界関係者、協力会社に支えられた結果となります」と述べるとともに「業界については、ＥＶ化により大きく変化すると思う。車両検査の新しい技術の必要性、ＡＩを使用した様々な診断装置の登場も想定される。当社はこうした１００年に１度の変化の中、『公正な市場の創造』を経営理念に掲げ、会員様の利便性を高め、将来に向かって努力して参ります。また、現在のシェア４０％を早い段階で５０％まで引き上げたいと考えている」と語った。

　続いて来賓を代表してＮＴＰホールディングス・小栗一朗社長が「４１年の伝統と素晴らしい発展、多くの信頼を得ながら、さらなる明るい未来に心から祈っている」。ＪＵ岐阜・横山隆仁会長が「革新的なアイデアを形にするユーエスエスは業界のイノベーター的存在だと思う」と祝辞を述べた。

　日本オートオークション協議会・荒井寿一会長の乾杯の発声ののち、約４００名の出席者は、厳選された料理を堪能するとともに、スペシャルゲストのモーニング娘ＯＧ（石黒彩・保田圭・新垣里沙）、宮路オサム、丘みどりのステージを楽しみ、ユーエスエスの４１周年を盛大に祝うと共に参加者が懇親を深めた。　　　

　閉会のあいさつでは瀬田大社長から改めて公平・公正な企業理念が述べられ、最後に翌日開催される名古屋会場「ＵＳＳ名古屋会場４１周年記念ＡＡ」の出品台数が報告されると、会場から大きな拍手が起こった。