ＵＳＳ北陸（石川県白山市、瀬田大社長）は５月１４日、「開設１５周年記念ＡＡ」を開催した。当日は出品１５９０台、成約１２４１台、成約率７８．１％、成約単価２０万８０００円を記録、周年記念に相応しい活況なセリを展開した。

　節目となる開設１５周年の成功に向けてスタッフ一丸となり取り組んだ結果、成約台数は２００８年に開催した「ＵＳＳ北陸会場１周年記念」の１１５８台を抜き歴代１位を記録。また、出品台数は目標１０００台を大きく超え、歴代２位となる１５９０台を集荷した。また、北陸３県を中心に地域密着の営業に注力したことや、陸送会社とのパイプ構築で会員の利便性が向上したことで、出品店件数は前年同開催を８４社上回る３２６社と大幅に増加した。

　セリ前のセレモニーで西山和正会場長代行は来場と多くの出品のお礼とともに「北陸会場は平成１９年４月にＫＵＡ片山津オークションからＵＳＳ北陸となり、無事１５周年を迎えることができました。今後も皆様の商売に役立つ会場づくりを行って参ります」と述べた。

　コーナー別では、４つの特設コーナーを実施。過去６ケ月間オークションへの出品歴が無いなどのプライムの出品条件に加えて、スタート価格２０万円以上が必須となる「Ｆａｓｔ Ｐｒｉｍｅ」に６８台の良質車が集まった。また、９万円以内での売切りスタートが条件の「バントラ９ＭＡＸ」に４４台、スーパー乗るだけセット協賛「リースアップ」に１３台、「事故現状車ホワイト」に３４台を集荷した。

　取材の場で西山会場長代行は「今回、久しぶりに当会場を利用していただいた会員様も多い。継続的な利用を促進していくことで会員増につなげ、今期末には平均出品台数４００台を目指していく」と述べた。

　イベントでは、全車出品料１０００円（流札時）、１５周年記念祭感謝企画として大型テレビなど豪華賞品が当たる「エントリー抽選会」の他、取引台数に応じて高級家電やフルーツ盛り合わせなど２０種類以上から選べる「セレクト出品賞」、また、イベントにあわせて特別にホワイト応札保証価格を設定した。