ＪＵ長崎（大村市、東明彦理事長）は、３月２３日開催の「県北支部担当記念オートオークション（ＡＡ）」で史上最多出品台数を記録した。出品台数は５５０台に上り、これまでの最多出品台数だった５３１台（２月９日開催の県北支部担当記念ＡＡ）を１カ月後に更新した格好。３月は９日開催の「青年部記念ＡＡ」（出品台数４８１台）と合わせて出品台数１０００台超えを記録する活況だった。

　セリ開始前のセレモニーで東理事長は「今月は２開催でしたが、厳しい市場環境の中で、皆様の多大なるご協力のおかげで、記録的な出品台数を集めることができました」と感謝の言葉を述べた。
　続いて挨拶に立った県央支部の竹内公邦支部長は「皆様の多大なるご協力、誠にありがとうございます。本日のオークションが皆様の商いにつながり、笑顔溢れるオークションとなりますよう、祈念いたします」と話した。

　得丸健一流通委員長は「本日は出品台数の新記録を更新しました。前月の県北支部担当記念ＡＡで記録を更新したばかりでしたが、今回は県央支部が記録を塗り替えました」と各支部による活発なＡＡ盛り上げに感謝の言葉を述べた。

　同会場は昨年１２月、新セリシステムを導入し手ゼリから簡易ＰＯＳシステムに移行したが、活発な会場応札はそのままに、外部からの入札もセリを活性化している。また、システム導入後は、大幅な時間短縮にも成功し、来場会員の負担も軽減している。

　こうした中で、流通委員会と青年部会（田中新太郎部会長）が協力し合いながら、ＡＡ事業を盛り上げ、組合収益も大幅に向上している。

　３月のＡＡ２開催は、当初予定の青年部会担当記念ＡＡと合わせて、延期となっていた９月の県央支部担当記念ＡＡを年度内に振り替えて開催したもの。月２回のＡＡ開催には、集荷面などで懸念材料もあったが、こうした不安を打ち砕くような史上最多出品台数で、底力を見せつけた。