ＬＡＡ岡山（岡山市南区、丸山明社長）は６月１８日、「Ｌ１　ＬＡＡ岡山１８周年大記念オートオークション（ＡＡ）」（ＪＵ中四国青年部ジャンボＡＡ）を盛大に開催した。出品台数は３５２３台に上り、２年ぶりに３５００台を上回った。ＪＵ岡山（中西信夫理事長）の青年部会（山根順一部会長）による出品が過去最多の７１１台、ＪＵコーナー出品台数も過去最多の４９４台に上るなど、同会場とＪＵ岡山の強い協力関係のもとで、活発なＡＡを展開した。成約率も６８．５％を記録するなど「売り」「買い」ともに活気溢れるセリで盛り上がった。

　ＪＵ中四国青年部ジャンボＡＡのセレモニーでは、ＪＵ中四国（安部英雄会長）の青年部会で新代表幹事に就任したばかりの森本多一郎氏が挨拶を述べた。森本代表幹事は１７日に開かれた通常総会において代表幹事に選任されたばかり。

　続いてＪＵ中四国の中西指導環境委員長が「青年部の若い力を結集してＡＡを盛り上げていきますので、ご協力宜しくお願いします」と挨拶を述べた。中西指導環境委員長は今年度ＪＵ岡山の会長・理事長に就任、ＪＵ中四国では指導環境委員長として、若手経営者の育成や業界健全化などの事業を担当する。

　セリスタート後、中西指導環境委員長と森本代表幹事、山根ＪＵ岡山青年部会長（ＪＵ中四国前代表幹事）が記者会見を行った。

　森本代表幹事は「山根さんがまとめてくれた中四国青年部の強固な団結をさらに強めるとともに、他ブロックとの交流などにも積極的に取り組みたい」と意気込む。

　山根ＪＵ岡山青年部会長は「皆さんに支えていただいて、前年度も合計５回のジャンボＡＡを開催でき、まずは感謝しかない。森本さんの気遣いの素晴らしさなど、森本さんらしさで若い力を結集してくれれば幸い」とバトンを託す。

　中西指導環境委員長は「委員長として、青年部会メンバーの増強など、活発に活動しながら、組合事業活性化につなげていきたい。他ブロックとの懇親を深めるなど、幅広い人脈作りにも取り組み、青年部会活動を盛り上げていってもらいたい」と話した。

　今回のＡＡ開催について、朝倉進一会場長は「（サテライトを含まない）岡山会場単体で出品台数３０００台という目標に対して、タマ不足傾向にも関わらず、大幅に上回ることができた。ＪＵ岡山をはじめとするＪＵ中四国青年部のご協力はもちろん、スタッフ全員の力で今回の記念ＡＡを盛り上げることができた。営業だけでなく、他部署も一丸となって会員への声かけなどを行った」と振り返る。

　小売り向け良質車が多く集まる「ユーザーコーナー」や「ディーラーコーナー」のボリューム確保とともに「ＪＵコーナー」が新記録を達成、「神戸西」と「鳥取」の両ヤード出品も堅調だった。ヤード出品車の平均成約率も６０～７０％で推移、「売れるヤード」としての認知拡大が大きな原動力となっている。

　同会場では、今回の記念開催前に、国道２号バイパスの向かい側にある旧平田食堂敷地を臨時駐車場、積載車プールとして確保した。これにより、３５００台を超える出品車をスムーズに受け入れた。