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開始から1か月「OBDコーナー」順調なスタート

  • 高年式車が多い出品車両 高年式車が多い出品車両
  • 専用システムを開発 専用システムを開発
  • 検査結果を掲示 検査結果を掲示
 ユー・エス・エス(愛知県東海市・安藤之弘社長)が3月より名古屋会場にて運用を開始している「OBDコーナー」が順調に推移している。

 OBDコーナーは専用システムを用いてOBD検査した車両のみ出品しており、3月1日の開催から開始している。1日、8日の開催では出品上限の300台に届かなかったものの、認知度が高まった15日以降の開催では、早い段階で300台の枠が埋まる好調な集荷状況となっている。同コーナーの3月度月間実績は、平均出品台数255台、平均成約率48.4%、平均成約単価141万3000円を記録した。

 取材の場で赤瀬雅之専務は「安心した車両を市場に供給するためにもOBDコーナーを推進していく必要がある。今後は現状対象外となっている修復歴車と輸入車を検討していくとともに、チェックによってエラーコードが検出された車両についても、エラー内容を明確にして落札店が安心できる環境をつくることで、出品可能にしていきたい。全国展開については名古屋会場の状況を見ながら、検討していく」と話した。

 また、名古屋会場の方山直義会場長は「OBDによって安心を担保したことで、成約率の底上げをすることができた。出品台数枠を広げるためにも、検査体制の見直しや機器の増加などを行なっていきたい」と述べた。

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