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2019年新春初荷AA開催

20周年節目の年を迎え今一度開設時の志を

 CAA東京(千葉県柏市・永谷敏行社長)は1月8日、「2019年新春初荷AA」を開催した。

 当日のセリは、出品2144台を集荷。成約は1239台、成約率57.8%、平均成約単価52万3000円の好結果を収めた。

 当日のセリから、より取引しやすいコーナー編成を目指し、一部コーナーおよびセリ順の変更を実施。新たな取り組みをもってのスタートとなった。イベントも好評を博している同会場恒例のおしるこサービスや福袋を用意するなど初荷に相応しい催しを実施し、会場を盛り上げた。

 開催に先立ち挨拶に立った三宅享取締役は多数の出品と来場に謝辞を述べ「昨年の東京会場実績は10万3331台、成約6万1150台、成約率は5月以降右肩上がりに上昇し、59.2%の高成約をいただいた。成約台数については前年を上回る実績をいただき、これは会員皆様のご支援、ご協力の賜物」と謝辞を述べた。続けて「今年、東京会場は20周年を迎える。開設時の志に戻り、会員目線の運営を心掛けるとともに、検査棟の本格稼働と併せ検査精度の更なる向上を図り、会員様が安心して取引できる環境を整え、参加しやすい会場づくりに邁進し、取引の活性化に取り組んでいく。今後も会員様に喜んでいただける企画を実施し、商売のご支援をさせていただく。また、webサービスのTC-web∑も強化を行い、ビジネスチャンスの拡大を図っていく」と抱負を述べた。続いて杉浦会場長が、当日のイベントを紹介し、活発な応札を呼び掛けた。

 取材の場で三宅取締役は「今年は東京会場20周年の節目の年。今一度開場時の思いに立ち返り、考える。選ばれる会場になるために会員目線に立ち、「もう一声」のコミュニケーションを意識し、ソフト面の充実を図っていきたい」と語った。

 同会場は初荷開催にあたり、東京会場では初となる年内入庫賞を実施。同賞は岐阜会場で行われているが、各会場良い点を取り入れようとする交流が初荷の盛大な開催へと結びつく結果となった。

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