ＪＵ長崎（長崎県大村市・東明彦理事長）は１２月６日、「ＪＵ長崎＆長崎整商ジョイントオートオークション（ＡＡ）」を開催した。同商組と長崎県自動車整備商工組合（川上清記理事長）が初のコラボＡＡを開催したもので、長崎整商の組合員はＪＵ長崎ＡＡをお試し利用出来るもの。ＪＵ長崎としては会員間口の拡大につなげるほか、長崎整商は組合員の収益事業拡大を図る手段として地元ＡＡの利用を促す。当日は出品台数２７８台を集め、盛大なＡＡを展開した。

　東理事長は「日頃ＡＡ利用が少ない自動車整備工場の皆さんにＡＡ利用という選択肢を増やしてもらうことが狙い。販売や整備、鈑金など自動車関連業の垣根は年々無くなっており、販売時の下取り、買い取り車の再販手段として、ＡＡを有効活用していただければ」と今回のコラボ企画の意義を話す。ＪＵ長崎としてもＡＡ会員の間口拡大につなげ、ＡＡ事業活性化につなげる。

　今回のＡＡでは、長崎整商組合員から１０社が来場、このうち３社が出品した。長崎整商組合員はＡＡ会員と同様の手数料体系でお試し出品が出来る。こうした取り組みにより、ＡＡ利用のメリットを訴求することで、ＪＵ長崎の会員・組合員増強にもつながる。

　ＡＡ事業を担当する沖田博文流通委員長は「来場してセリ参加した長崎整商の組合員の皆さんにも喜んでいただけた。今後もこうした地元での協力関係を強化することで、ＡＡ事業活性化を図っていきたい」とする。

　ＡＡ終了後には、古物管理者講習会を実施。自動車公正取引協議会から講師を迎え、ユーザートラブル事例や不当表示の概要などについて、講習を受けた。

　ＡＡ前日の５日には、大村湾カントリー倶楽部オールドコースで「青年部会親睦ゴルフコンペ」を開催した。途中雪がチラつく冬本番の天候の中、得丸健一指導環境委員長が見事優勝した。