ＪＵ鹿児島（鹿児島県姶良市・新園康男理事長）は１１月１７日、「ＪＵ鹿児島流通センター創立３５周年記念・オールＪＵ全国リレーオートオークション（ＡＡ）」を開催した。歴代最多出品台数１１９０台を集めて盛大に開催、全国各地から来賓が集まり、同商組の功績を称えた。会場に詰め掛けたバイヤーの活発なセリ参加で成約率も７６．９％の歴代最高成約率とした。

　セリ開始前のセレモニーで新園理事長は「９００台の目標に対し、１１９０台もの出品台数を集めることが出来たのは、偏に会員、ディーラーの皆様のご協力のおかげです。今後も役職員一同でまい進し、強い組織作りを推進してまいります」と話した。

　来賓を代表して挨拶に立ったＪＵ中販連の澤田稔名誉会長は「ＡＡ事業、金融事業においても素晴らしい実績。新園理事長を中心に役職員の皆さんの熱い思いに敬意を表します」と話した。萩原通弘流通委員長は全国リレーＡＡの状況を報告し「現在のところ、全国では１１６％、九州ブロックに関しては１３０％という高い達成率で推移しています。前年の新記録に対し、さらに上回る実績となる可能性も高まっています」と、全国リレーＡＡの盛り上げりを象徴する九州ブロックの躍進に敬意を表した。

　前日１６日には、鹿児島市の城山観光ホテルで同ＡＡの前夜祭を盛大に催した。全国ＪＵなどから多数の来賓が出席した。ＪＵ中販連関係からは海津博会長やＪＵコーポレーションの高谷昭彦社長、澤田名誉会長、萩原流通委員長らが出席、鹿児島県自動車販売店協会の諏訪秀治会長（鹿児島トヨタ会長）らが多数出席、前夜祭に花を添えた。
　前夜祭の席上、寄付金贈呈式を行った。公益財団法人鹿児島県交通被災者たすけあい協会の中村博之理事長を招き、新園理事長が寄付金３５万円を手渡し、同財団の中村理事長からは感謝状が授与された。