ＪＵ鹿児島（姶良市、新園康男理事長）は１１月２１日、「ＪＵ鹿児島流通センター創立４３周年記念・第９３回鹿自販＆ＪＵ鹿児島協賛記念・オールＪＵ全国リレー・ＪＵナビ提携記念ＡＡ」を開催した。タマ不足の厳しい市場環境の中、出品台数は１１２７台に上り、このうち７７０台を成約、成約率は６８．３％の高水準だった。このうち、鹿児島県自動車販売店協会（中村博之会長）の出品台数は２８０台、成約台数は２７１台、成約率は９６．８％という高率で全体をけん引した。

　セリ開始前には多くの来賓を迎えて盛大なセレモニーを開いた。冒頭のあいさつで新園理事長は「鹿自販協賛ということで、県内新車ディーラーと協力しながら、県内の中古車流通活性化に注力していきたい」と話した。

　来賓を代表してＪＵコーポレーションの伊藤行雄社長は「大変厳しい中で、１１００台を超える出品台数が集まりました。本日のＡＡが皆様にとって素晴らしいものになりますように、心からお祈りします」と、祝辞を述べた。

　ＪＵ九州の出口隆二流通委員長（ＪＵ福岡理事長）は「本日の４３周年、皆様が築いた歴史の中で、迎えられたことに心から敬意を表します。『九州はワンチーム』として、協力し合いながら、ＪＵ九州の各事業を盛り上げていきましょう」と、結束を呼びかけた。

　鹿自販加盟ディーラーから１３販社が出品、このうち１０社が成約率１００％を記録した。

　セレモニーでは、鹿児島県交通被災者たすけあい協会（中村博之理事長）への寄付金贈呈式も行った。新園理事長が寄付金５０万円の目録を中村理事長に手渡した。中村理事長からは感謝状が贈られた。浄財は交通遺児の育成に役立てられる。

　前日２０日には、鹿児島市の城山ホテル鹿児島で前夜祭懇親会を開き、約８０人の出席者が一堂に会し、交流を深めた。