ＣＡＡ東北会場（岩手県紫波町・永谷敏行社長）とＪＵ岩手（岩手県矢巾町・高橋保理事長）は10月20日、ＣＡＡ東北会場において「ＪＵ岩手青年部合同・ＣＡＡ東北謝恩ジャンボＡＡ」を開催した。

　当日は同謝恩ジャンボＡＡにおいて過去最高となる成約率69．６％を記録。２０１３年10月に開催の同謝恩ジャンボＡＡで記録した成約率64.４％を５.２ポイント、対前年においては８.７ポイントも上回る盛会となった。

　当日の出品は１７２４台、成約１２００台、平均成約単価20万５０００円の好結果を記録。同会場は、岩手県・青森県・秋田県の３県からの来場が８割超と地域に根付いた会場であり、昨年を上回る来場登録社数に、会場は活況を呈した。

　同ＡＡは、ＪＵ中販連が10月より全国で実施しているオータムリレーのＪＵ東北ブロックリレーのスタートと相成り東北ブロック各県の青年部会長をはじめ、北海道ブロック青年部やＪＵ関連協、企業系ＡＡ関係者も駆けつけ、同ＡＡに花を添えた。

　開催に先立ち挨拶に立ったシーエーエー三宅享取締役東日本ブロック長は、多数の出品、来場に謝辞を述べ、高橋会長をはじめとしたＪＵ岩手組合員の協力に謝意を表した。

　続いて、ＪＵ岩手・小原副会長、ＪＵ神奈川・山田理事長、ＪＵ福島・川村理事長、ＪＵ宮城・鹿野理事長が登壇し挨拶を述べた。
ＪＵ岩手・菅原隆治青年部会長は、目標の１５００台を大きく上回る出品と協力に謝辞を述べ、「このオークションを通じてたくさんの車を買っていただき商売の繁盛に繋がることを期待したい」と挨拶。最後にＣＡＡ東北会場・目黒清久会場長より当日のイベント紹介がなされセリ開始となった。

　記者懇談の場で三宅取締役は、「ＣＡＡ東北会場は、前年に比べ良くなっている。再出品が減少し成約率が５％高くなっている。目黒会場長を中心にスタッフが、多くの人の声を聞いて会場の間口を広げている。地道な努力の積み重ねの成果。今後は成約を高めるために何ができるかを考えていく必要がある」と語った。

　目黒会場長は、盛会となった同会を振り返り「高橋理事長が先頭に立って協力いただいたことが大きい。ＪＵ岩手組合員様の出品に勢いがつき目標を達成できた」と謝意を表した。また、今後の会場運営について「毎週開催できるのが当たり前ではなく、今一度会員サービスは何かを考え、会員店や地域が求める車を集荷していきたい」と抱負を語った。

　セリ前日には、前夜祭を開催。ＪＵ岩手・高橋理事長より「東北６県の青年部は部会長を中心にまとまっている。青年部の活躍によってセリが変わる。明日は東北６県のリレースタート。交流を深め、明日の活力にして欲しい」とエールが送られた。

　同会の最後にＪＵ東北リレーＡＡの象徴である『バトン』がＪＵ福島・川村理事長からリレーＡＡスタートとなるＪＵ岩手・高橋理事長へと手渡され、目標達成に向け参加者は士気を高めた。