ハナテンオートオークション（大阪府松原市・米倉晃起社長）は７月３０日、「８７１０オークション設立３０周年大記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数２６６８台を集め、成約率６５．６％、成約単価７４万円を記録するなど、活発なセリで同会場の設立３０周年に花を添えた。

　米倉社長はセリ開始前のセレモニーで「本日は１４９２回という非常に重みのある開催回数を重ねることが出来ましたのも、皆様のおかげです。６、７月と中古車流通台数が減少している中、２６００台を上回る出品台数を集めることが出来ました。皆さんのご商売に役立つとともに、快適に過ごしていただけるＡＡ会場を目指して今後も邁進します」と挨拶した。

　同会場では、ビッグモーターグループ各店からの底堅い出品と合わせて、出品店件数の拡大のため、一般会員の増強を図っている。「今回の大記念ＡＡでも２０００台の新規出品車を集荷、話題性のあるクルマも多数集荷出来た。出品店件数は約２０％増加しており、市場に対する期待感の表れかもしれない。今後も出品店件数と成約率にこだわったＡＡ運営にこだわりたい」（米倉社長）とする。

　高本理会場長も「流通台数が減少する厳しい中で前年を上回る台数を集荷できたことに手応えをつかんでいる。会場長という立場ではじめ、節目となる30周年大記念を迎えることが出来ました。ＡＡ設立当初から支えていただいている会員の皆さんのおかげ。出品台数確保と成約率向上に今後も注力したい」と話した。

　当日は、大記念ＡＡ特別イベントや来場賞を用意した。来場賞にはハナテンオリジナル今治タオルの「バスタオル＆フェイスタオルセット」を用意した。また当日から、スタッフのユニフォームを一新した。米倉社長をはじめ、全男性スタッフが清潔感あふれる半袖のクレリックシャツを着用、左胸にはプラチナカラーの刺繍で「８７１０　ＡＵＴＯ　ＡＵＣＴＩＯＮ」の文字が記されている。