グーネット自動車流通

メニュー

バディカ書籍案内

トップインタビュー/CAA永谷敏行社長に聞く

  • CAA/永谷敏行社長 CAA/永谷敏行社長

発想の原点は「お客様第一主義」

代表取締役社長に就任し、2015年1月で3年を迎える永谷敏行社長に3年間を振り返っていただくと共に、現在までの社会人生活の想い出を語ってもらった。

■社会人生活での想い出は
 私の社会人としての経歴は、35年前に自動車メーカーの国内営業部門に配属になったことからスタートします。当時はまだPCや携帯電話はもちろん電卓も充分になく、手書き資料とそろばんの世界でした。言わばアナログの時代で仕事の進め方は現在とは大きく違っておりました。
30年以上経っても不変なのはお客様に対する姿勢=「お客様第一主義」だと思います。当時はメーカー勤務なのでエンドユーザーとの接触はなく、卸先である、全国の販売店様に誠心誠意対応させていただきました。電話だけでなく土日のイベント訪問、相対での信頼関係構築に努力したものです。今でも昨日の事のように覚えているのは入社後初出張、土日一泊二日での四国4県4販売店様への訪問でした。飛行機・在来線・バス・連絡船・新幹線など全ての公共交通機関を使って昼夜分かたず移動し、鬼のような(に見えた?)上司の指示を完遂しました。夜の会食などとんでもなく時間との戦いの2日間でした。訪問先の販売店様は、学生に毛の生えたような自分に対しても、メーカーを代表して来た人間として接していただきました。苦労して接触した甲斐があって、その後の電話でのやりとりが非常にスムーズになりました。後になって上司の意図が理解できたことを記憶しています。

■今後の抱負は
鬼の上司の教えがCAAに来てからも根底にあり、オークション事業においても「お客様=会員様」を第一に考え施策を展開するよう指導しています。 
また、社長就任後、様々な「試行」や「改善」を試みていますが、発想の原点は「お客様第一主義」にあり、言い換えると会員様が実感できない施策やサービスは意味をなしません。従って、会員様が実感できるような変化を認識いただくためには、よほど極端に変えないと(例えば、ゴルフスイングも自分では随分変えたと思っても他人から見ると全く変わってない)その真意は伝わりません。これからも改革・改善にあたって舵を切る時は、意識して大きく切るよう心掛け、会員様のビジネスチャンスの拡大に寄与できるよう心がけて参ります。
これからのCAAにご期待いただきたいと思います。

■プロフィール
永谷敏行(ながたに としゆき)1957年3月26日生まれ。満57歳。
血液型B型。愛知県出身。慶応義塾大学経済学部卒業。
トヨタ自動車30年勤務。
U-Car事業部室長、
レクサス国内営業部ブランドマネージャー、
日野自動車出向などを経て、2012年1月にCAAに出向、転籍。

関連記事

オークション

企業・団体

店舗情報

コラム

相場・統計

新製品

新車ランキング

中古車ランキング

年頭所感

整備

板金