JU福島(福島市笹木野)は5月14日、「平成24年度通常総会」を開催した。
冒頭で挨拶に立った川村秀夫理事長は「昨年の大震災の後、様々な逆風の中で1年を通して組合事業に取り組んできた。AA事業においては、皆の頑張り及び周囲の方々の協力により、昨年度並の集荷を行うことができたと共に、陸送補助をはじめとした会員への還元も同じく行うことができた」と語った。
その後、販売協会の総会における議事の審議では、すべての議案が、滞りなく承認・可決された。
続いて行われた商工組合の総会では、事業協力社褒賞が行われ、オークション褒賞として出品第1位の 福南自動車工業、落札第1位のシマ商会、クレジット褒賞では取扱高第1位の大久自動車販売を始めとする上位10社が、それぞれ表彰された。
同組合の平成23年度のオークション実績は開催回数49回、出品台数3万9619台(809台/回)、成約率63.4%となった。今年度は開催回数49回、出品台数3万8000台、成約率60.0%を計画している。
その後、議事の審議が行われ、8つの議案、すべてが承認・可決された。
なお、同組合の平成23年度における収入合計は15億8567万3497円、純利益金額は2587万4469円となった。
総会では、来賓者を代表して衆議院議員の益子輝彦氏、石原洋三郎氏等が祝辞を述べた。また、当日は、桜の聖母短期大学生活科学科准教授の二瓶由美子氏による「チェルノブイリの現在は福島の未来か~福島で生きるために~」と題した公演が行われた。