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52年の歴史に幕、ファイナルオークションを開催

  • 28日の開催を持って52年の歴史に幕を下ろした 28日の開催を持って52年の歴史に幕を下ろした
  • 感謝を述べる八木専務取締役 感謝を述べる八木専務取締役
  • セレモニーのようす セレモニーのようす

自動車ディーラー初のAA会場を閉鎖

 愛知オートオークション(愛知県日進市、今枝実社長)は1月28日の「ファイナルオークション」を持って、1972年の創設以来、52年継続したオークション事業から撤退し、会場を閉鎖することとなった。

 同会場は、1972年7月に愛知トヨタ自動車が開業。自動車ディーラーが開催する初のオートオークション(AA)として業界から注目を浴びた。空前のマイカーブームが訪れ、車を所有することがステータスであった時代に行われた第1回の開催は、出品70台、成約65台の高実績を記録、350名の会員が参加した活気あふれるセリとなった。その後、順調に開催を重ね、87年にはPOSシステム、10年には、インターネットを使用したセリシステムを導入し、大きく変化する流通業界に対応していった。

 52年の年月を経て、オークションシステムを始めとする設備の老朽化や出品車ヤード・駐車場スペースの確保の難しさ等の問題が顕在化し、今回の閉鎖に至った。

 最終開催では、セリ前に、愛知トヨタWESTの八木愼也専務取締役があいさつに立ち、52年の歴史を振り返るとともに、「皆様に支えられて本日まで走ってくることができた」と感謝の言葉を綴った。当日は、出品497台、成約451台、成約率90.7%、平均成約単価52万9000円の高成約率となった。

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