ヒーロー・メンバーズ・オート・オークション（埼玉県ときがわ町、渡邊宏社長　以下、ヒーロー・メンバーズＡＡ）は７月１０日、「開場３２周年記念ＡＡ Ｐａｒｔ１」を開催した。

　当日のセリは出品目標達成、高成約率記録と盛大な周年記念開催となった。出品は目標の１３００台を上回る１３３６台を集荷。うち新規出品車比率は９０％、ディーラー出品も約７０％と良質の新鮮なタマに活発な応札を受け、成約１０８０台、成約率は歴代最高水準の８０.８％の好結果を収めた。

　小河達人取締役事務局長は「流通量が少なく厳しい市況だが、感謝の気持ちを込めた周年記念を開催したい」と話していたが、出品台数・成約率共に高実績を記録し周年記念を飾った。

　今開催ではヒーロー・メンバーズＡＡにおいて初出品となる車を集めた「新出品コーナー」を設置したほか、会員の手が一斉に上がり壮観な景色となるじゃんけん大会や各種イベント企画を催し周年記念を盛り上げた。

　小河取締役事務局長は「３２年間、工夫を凝らして運営してきた。他社と同じことはできなくても、他社がやらない、できないことをやってきたしやっていく。その意味でも会員様をおもてなしし、会員様の一人ひとりを大切にしてきた」と振り返った。

　ヒーロー・メンバーズＡＡは会員の温かい心支え、温かい交流を３２年間積み重ねてきた。この３２年分の財産を糧に“感謝の気持ちをいつまでも”を忘れることなくオークションを運営していく。

　セリ前のセレモニーでは小河取締役事務局長があいさつに立ち「今開催の目標した出品台数１３００台をクリアすることができた。これも出品店皆様のご協力のおかげであり心より感謝。出品目標に達しない周年記念開催もあったが、その中でも今年は特に厳しい周年開催であったと感じている。流通台数が減少し厳しい市況だが、ディーラー出品店の皆様を中心に、当会場の３２周年に無理やり出していただいたき感謝に尽きる」と謝辞を述べた。
　続けて「周年記念開催にあたり、会員の皆様にも周年記念のご案内をさせていただいた。会員様からは『３２年経つんだね』『３２年経ったんだね』とヒーロー・メンバーズＡＡと共に歩んでいただいた思いの言葉をいただいた。私的な話になるが先月、体調を崩して何十年ぶりかに開催日に休みをいただいたが、翌週に会場に足を運ぶと多くの会員様から体調を気遣う声、励ましの声などたくさんの応援の言葉をいただいた。オークション会場はただ単に売り買いの場だけではなく、ヒーロー・メンバーズＡＡは会場名に“メンバー”とあるように会員様に支えていただいている、またより沿い共に運営させていただいていることを感じた。先日、新規加入された外国人会員様からはヒーロー・メンバーズＡＡに参加し、奥様や子供たちを幸せにしたいという声もいただいた。その話を聞いた時に３２年前の開場時の光景が浮かび、３２年前の７月に７７０台でスタートした記憶が蘇った。毎開催、多くの出品車を集められないが、ヒーローＡＡをご利用いただける会員様のために、この場所でこの規模で“感謝の気持ちをいつまでも”を忘れることなく、今回も来月も来年も必死になって運営していく。今後もヒーローＡＡをお願いします」と心を込めたあいさつを述べた。