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全国に先駆け2024年初荷オークションを開催

  • セリ前にあいさつを述べる伊藤社長 セリ前にあいさつを述べる伊藤社長
  • セレモニーのようす セレモニーのようす

今春にデジタル検査の導入を予定

 ミライブ愛知(愛知県弥富市、伊藤文彦社長)は1月5日、全国に先駆け「新春初荷AA」を開催。当日は出品1034台、成約521台、成約率50.4%、平均成約単価32万2000円を記録した。

 セリ前のセレモニーで伊藤社長は、能登半島地震で被災された方々へのお見舞いを述べるとともに「昨年のオークション業界は、一昨年まで続いた新車供給不足が一段落したことで、中古車流通台数が安定、全国のオークション出品台数は大幅に増加し約800万台となった。今年もミライブは経営理念である『創造的挑戦』を実践すべく、会員の皆様の声に真摯に応え、皆様の売り買いの場におけるサービス向上を常に考え、様々なことに挑戦したいと思う」とあいさつを行った。

 同会場の2023年実績は、出品台数9万6875台(前年比112.4%)、成約台数6万4476台(同110.9%)となり、出品台数、成約台数ともに前年実績を上回る結果となった。また、今年は、検査員個々の検査精度のバラつきを平準化することを目的とし、昨年から取り組んでいる検査のデジタル化の完成や出品票のデジタル化の推進を掲げるとともに、内装360度画像の撮影コーナーの拡充に努めていく予定。

 取材の場で、伊藤社長は「2024年の出品台数、成約台数は前年並みを見通している。今春からスタートできるようにデジタル検査の準備をしっかりと進めていきたい。あわせて、良いサービスを提供できるように人材育成にも注力をしていく」と述べた。

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