会場長に聞く／井之上浩昭執行役員ＵＳＳ静岡・新潟会場長

ひと 2013年04月20日

印刷

井之上浩昭執行役員静岡・新潟会場長

拡大

新潟県のほぼ中央に位置するオープンして６年とまだまだ新しいＵＳＳ新潟会場。同会場に４月１日付けで井之上浩昭氏が会場長に就任した。
同氏はＵＳＳ名古屋会場の草創期からのメンバーで検査・クレーム業務に２０年間たずさわり、その間に各会場の立ち上げや検査員検定制度の仕組み作りにも力を注いできた。
最近の７年間は静岡会場の会場長を努め、確かな実績を残してきた。今後は静岡・新潟の会場長を兼務する。今回は同氏に新潟会場のこれからについてお話をうかがう。

●今のお気持ちは？
「これから静岡・新潟２会場の会場長という重責をいただき、身が引き締まる思いです。新潟エリアの中古車市場の発展の一助となれるように、全身全霊をかけて取り組んで参ります」

●今後の指針は？
「市場の活性化は実質的な中古車流通が基本という観念から、出品台数よりも成約台数にこだわった運営を心掛けていきます。そして何よりも地域の会員様が満足いただける取引の場所を提供いたします。私は現場上がりのたたき上げですから、現場の人間と一緒に汗を流すことから始めます」

●具体的な施策は？
「大都市エリアの会場と違って新潟会場の商圏は基本的に新潟県のみ。しかし、関越自動車道に沿って群馬・埼玉会場とは連携を取ったイベントや業務運営が出来ると考えています。そこに私の担当会場でもある静岡会場とのコラボイベントを実施（６月大祭イベントの同時開催など）してお互いに意識し合ってサービス向上に努めます。また、ＵＳＳグループの強みのひとつである３３５万台の取扱台数と総数約２万７千社を超える会員のバイイングパワーを最大限に活用します。特に地元会員様の流通コストを低減して、新潟会場で商売が完結できる仕組み作りや中・長期的にはバントラや重機にも目を向けていく必要があります。さらに会員様がいつ見ても『綺麗な会場』と思っていただける様に会場の清掃には徹底的にこだわって参ります。そして清掃とは別に会場に生花を飾ることで『ホッ』と一息つける環境作りにも力を入れて参ります。その他にも会場に出品いただく会員様の利便性向上のため１台積み積載車は会場の至近に配置する等、使い勝手の良さは常に追求し続けて参ります」

●人の成長について？
「新潟会場は会場が新しくスタッフも経験不足のため、まずは業務効率を改善する。まずは業務効率を改善する。業務効率の改善は人の成長・仕組み作り・環境の美化が重要。具体的には意識の改革やＩＴ技術の有効活用を進めていく」

●座右の銘
「世間は正しい」自分で正しいかどうかを判断するのではなく、周囲が成否を決めてくれる。何事も結果が良くない場合は自分に責任がある。新潟会場が良い結果を残せるかどうかも全て日頃からのたゆまぬ努力が重要。
最後に以前のようにロシアへの輸出が再燃すると新潟全体の市場が活性化するので、現在のロシアの不公平な税制が早々に撤廃されることを心より望んでおりますと笑顔で語った。

●プロフィール
昭和３５年11月生まれ。満５２歳。出身：鹿児島県鹿児島市。血液型：Ａ型。高山短大自動車工学部卒。
趣味：ゴルフ・旅行

USS新潟関連記事を読む

前の記事次の記事

[PR]トレンドウォッチ

ピックアップニュース

写真ニュース


セリ前にあいさつを述べる中川…	ハズレ無しの大抽選会で会場を…	財藤会長・理事長あいさつ	得丸流通委員長があいさつを述…	講師はアップル本部の半田氏	バディカ代表取締役・中野優作氏	セリ前にあいさつを述べる佐藤…	中西会長・理事長があいさつを…	下見検索画面で出品車両の画像…