ＫＣＡＡ福岡（福岡県古賀市、大峰高社長）は１月７日、「新春初荷オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は１４６０台、成約率は３０．５％だった。セリ開始前には恒例の新年祝賀セレモニーを開催、大峰社長と柴田秀一会場長、営業スタッフらが整列し、会員への新年挨拶を述べた。

　セレモニーで大峰社長は「今年は新年初売りで好調だったという声もあった一方で、大変厳しい中でのスタートになった。こうした中、今年も会員の皆様に利用していただけるＡＡ会場を目指し、社員一同、３２年目のＡＡを盛り上げてまいります。過去に例が無いくらい厳しい新年を迎えましたが、この一年、社員全員で一生懸命、良い市場作りにまい進してまいります」と挨拶を述べた。

　続いて挨拶に立った柴田会場長は「コロナウイルス感染防止を徹底しながらのＡＡ開催という過去に経験したことのない状況下にありますが、昨年は年末にかけ、ディーラーやリース、レンタカー各社様などの協力で盛大な協賛記念ＡＡも成功させることができました。会員の皆様のご協力のもとで、ＡＡ開催を続けることができました」と感謝の言葉を述べた。

　大峰社長、柴田会場長の挨拶ののち、同社営業部門スタッフが一言、感謝の言葉と今年の抱負を述べた。

　同会場の２０２０年実績は、出品台数が７万８５５９台、成約台数が３万１０９５台、成約率が３９．６％だった。成約率は約２ポイントの上昇だった。「４月開催の３２周年記念ＡＡの成功に向け、コロナ感染防止対策を徹底しながら、ＡＡ開催を盛り上げていきたい」（柴田会場長）と年始早々から全スタッフが一丸となって、会員に必要とされる会場作りに注力する。

　１月のＫＣＡＡ福岡は、１４日に「新会場２１周年記念ＡＡ」を開催するほか、２１日は「軽自動車集まれＡＡ」、２８日は「ディーラー協賛ＡＡ」と毎週イベントが盛りだくさん。１４日の新会場２１周年記念ＡＡでは、流札時出品料無料の特別施策のほか、取引２台、５台、１０台以上賞を設ける。セリ終了後には居残り抽選会も実施予定。