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【JUトップインタビュー】JU福岡の徳永正義会長・理事長に聞く

コロナ禍で走り抜けた2020年、創立49周年記念AAに向け一致団結、役職員や青年部会員が「ワンチーム」に

 2021年12月には創立50周年の節目を迎えるJU福岡で、会員・組合のために全身全霊をかけて事業推進を行う徳永正義会長・理事長。創立50周年を来年に控えた前哨戦でもある「創立49周年記念オートオークション」は11月27日のパート1と12月4日のパート2の2週連続開催で、同商組の年間最大イベントだ。今年はコロナ禍で、パート2前夜に例年行う「年忘れの会」も中止を余儀なくされたが、2開催合計出品台数5000台以上を目標に、流通委員会を中心に、開催準備を進める。徳永会長・理事長に今年の振り返りと各事業の取り組みなどについて聞いた。(室田一茂)

―今年は年初から新型コロナウイルス感染拡大という逆風下でスタートした
 「昨年末から中国を発端に全世界に拡大した新型コロナウイルス感染による『コロナ禍』は、われわれ自動車業界においても大きなダメージを与えた。2、3月あたりから消費者の動きは大きく鈍化、人の動きがなくなることで、自動車業界も年度末商戦の盛り上がりもなく、厳しい状況がゴールデンウィーク以降まで尾を引いた」

―6月以降は一転、AA市場でのタマ不足と高成約率基調が続いた
「こうしたコロナ禍での年度末商戦の低迷や新車供給の一時的なストップにより、6月以降のAA流通は集荷が大変厳しい状況に陥った。新車ディーラー各社からの出品協力も落ち込むとともに、一般会員からの1社1台をいかに取り込むかが重要となった」

―AA会場ではコロナ禍に完全対応した対策を講じた
 「補助金などを利用し、高性能サーモグラフィーカメラをいち早く導入するとともに、来場会員には個々でのコロナ対策の徹底と会場内でのマスク着用、消毒などを要請、AA会場からクラスターを出さないための対策を十分に講じながら、ここまでAA開催を継続することができた。役職員一同、コロナ禍で懸命の取り組みを行ってきた」
 「また一方で九州エリアでは例年のように、豪雨災害が頻発、今年もその爪痕は大きかった。何事も一人では難しく、役職員や会員・組合員の皆様の協力で事業を推進することができた」

―創立49周年記念AAでは2開催で5000台規模の出品台数を狙う
 「例年に比べて集荷は難しいが、皆で協力しながら、会員一人ひとりの出品を大切に『ワンチーム』になって目標達成を成し遂げたい。厳しい環境下で、10月の青年部記念AAでも目標を上回る実績を上げた。今年はパート2前夜の『年忘れの会』が開催できず、非常に残念な思い。例年はこの会を通じて、JU福岡の各事業にご協力いただいた方々に感謝の思いを伝える場としている。『年忘れの会』は中止となったが、会員・組合員の皆さんに恩返ししたい」

【プロフィール】徳永正義(とくなが・まさよし)氏。1953年(昭和28年)9月、福岡県宗像市生まれ、67歳。徳永自動車社長。2001年5月JU福岡理事。03年5月同副会長・副理事長。07年5月~12年7月同会長・理事長。15年8月会長・理事長に再任。「共存共栄」と若手の育成に注力しながら「会員・組合員に愛されるJU福岡」を合言葉に各事業の活性化を図る。

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