新年あけましておめでとうございます。

　２０２０年を迎えるにあたり、旧年中に賜りましたＵＳＳグループへのご愛顧とご支援に心より御礼申し上げますとともに、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

　昨年を振り返りますと、10月の消費増税前における国内の新車および中古車登録台数は、各自動車メーカーによる新型車の発売や、増税前の駆け込み需要により、前年を大きく上回る結果となりました。10月以降は、その反動により販売が減少しており、この影響について注視しております。

　また、オートオークション市場においては、出品台数、成約台数ともに概ね前年並みの水準で推移いたしました。

　一方で、２０１８年に続き、大きな災害に見舞われた年でもありました。
特に関東・甲信・東北地方に甚大な被害をもたらした台風１５号および１９号は、過去最大規模の勢力となり、想像を超える被害が発生し、多くの方が被災することとなりました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

　ＵＳＳグループでは、一部のオークション会場で建物の破損がありましたが、何とかオークションは休むことなく開催することができました。

　今後も災害に対しては、会員の皆様のご商売に迷惑をおかけすることがないよう、できる限りの体制を整えてまいりたいと考えております。

　さて、本年（２０２０年）は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。昨年開催されたラグビーワールドカップ同様、国内経済が大いに盛り上がることが期待できそうです。

　自動車業界では、業界の潮流ともいえるＣＡＳＥ（コネクテッド、自動運転、シェア・サービス、電動化）をキーワードに、変革の流れが一層加速するものと思われます。この大きな変化は、オークション業界も含め、今後の自動車流通に大きな影響をもたらす可能性があります。

　ＵＳＳグループは、時代の変化を先取りし、今後も設備投資や人材育成に注力することで、末永く会員の皆様にご支持いただけるよう努力してまいります。

　最後となりますが、本年も皆様のご商売が益々発展いたしますことを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

２０２０年元旦