荒井商事（神奈川県平塚市・荒井亮三社長）が運営するアライオートオークショングループのベイサイド４輪会場は10月19日、｢ＪＵ関連協オータムリレー記念ＡＡ｣を開催した。

　当日のセリは、出品２３９７台を集荷。成約は１９７１台、成約率82.２％、平均成約単価41万２０００円の好結果を収めた。

　開催に先立ち挨拶に立った荒井寿一会長は「関連協のオータムリレーは50回の節目の年を迎える。我々もＪＵ神奈川の賛助会員として仲間に入れていただき、毎回参加をさせていただいている。昨日開催の小山４輪では、31周年記念において新記録録となる92.２％の成約率をいただき、社長が目指す成約１００％に少しでも近づいた。本日は２３９７台と多くの出品をいただいており感謝」と謝辞を述べた。続けて「９月が決算時期となるが、今年度42台と前年を上回る出品をいただいた。毎開催、お客様に良質の車を提供するのが我々の使命であり、それが会員皆様の商売の発展に繋がる。10月からの新しい期においても皆様の満足度を１００％に高められるよう取組んでいきたい。ＪＵ神奈川高橋流通委員長に来場いただいているが、神奈川地域の流通においてお互いに手を取りながら頑張っていきたい」と謝辞を述べた。

　続いてＪＵ神奈川高橋信行流通委員長が挨拶に立ち、ＪＵ関連協およびＪＵ神奈川への事業協力に謝辞を述べ「本日の開催はリレーのアンカーに相応しい出品数。今後もお互いに切磋琢磨し神奈川の流通を盛り上げていきたい」と述べ、活発な応札を呼び掛けた。

　続けてリレーＡＡの象徴であるタスキの受け渡しが行われた。最後に小林元彦会場長より、新規出品比率86％、またイベントおよび特設コーナーの紹介がなされた。

　取材の場で尾籠厚支店長はベイサイド会場が展開する各ヤードについて「全ヤードで成約率は80％を超えている。中でも八王子ヤードは90％に及ぶ」と話し、映像出品となるヤードの手応えを語った。また、関西地区の支援を目的とした冠水車の映像出品ＡＡにおいても成約率は74％を記録。今回の取組みを通じて「初めての取組みは気づくことも多い。挑戦することが大事。幸いにも失敗しても笑ってもらえる社風。挑戦を応援してくれる」と語った。