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【会場長インタビュー】MIRIVE 矢島執行役員会場長に聞く

  • 矢島執行役員会場長 矢島執行役員会場長

愛される会場づくりに邁進したい

 昨年度の出品台数は14万7461台、平均成約率78.3%と東日本屈指の規模を誇る会場にまで成長したMIRIVE。その躍進の原動力として活躍している営業推進部・矢島部長が、10月1日に同社の執行役員会場長に就任する。経営が変わってから5年間、会場長不在であったが、同社初の会場長に就任する矢島部長に抱負を聞いた。

■会場長就任にあたり
 会場責任者としてやることは、基本の徹底。会場長になったから何かを変えるという考えはない。私たちオークション会場は、サービス業であり、お客様、会員様ありきでやっている仕事。流行りのフレーズで言えば、会員ファーストであり、社員ファーストである。会場長として、今まで通り徹頭徹尾、サービス業の本質である「お客様本位」を追求していきたい。

■目指す会場像
 やるべきこと、目指すことは、正常な会場運営。その取組みにおける課題は、お客様に対して如何に利便性向上していくか。10月から社内外のシステム変更を始め、4レーンから8レーンに変わる。これらの変更は、あくまで利便性向上を目指しての取組みであるが、各業態のお客様をケアしていけるかどうかが大事。それには、会員様の声に耳を傾け、どのように改善し、対応していけるか。できること、できないことを見極め、お客様の商売にどう繋げていくか。月並みだが売りやすく、買いやすく、一言で言えば愛される会場づくりに邁進したい。
 当会場は、急速に伸びてきたこともあり、会員対応や社員教育の部分で十分にできていない部分もあると思う。限られた人員で業務を遂行する上で、社員が一杯いっぱいになる部分もある。その中で、社員に生きがいとやりがいを与えたい。また、与えられる環境にしていきたい。

■「人」がMIRIVEの強み
 会場長として一番力を入れていくのは「基本の徹底」。それには、「人」が重要になる。我々はサービス業であり、お客様にどう喜んでいただけるか。どう満足していただけるかを考えていけないといけない。強みは、「人」の部分。既存メンバーがしっかりしている。ここは強み。
 一方で課題は、台数の増加や人の増加に合わせて、教育が行き届いていない部分があること。まだまだできていないこともある。お客様が利用しやすい環境にしていく。また、利便性を高める上で、他会場との協業や連携も視野に入れていきたい。

■経営層としてリーダーとして
 伊藤文彦社長は「『この会社のことを一番よくわかっている。社員をフラットに見られる。どこに出しても恥ずかしくない』。この3点が矢島氏を会場長に指名した理由であり、会場を運営することにおいて適任。また、名古屋会場開設準備等も含め、私自身の業務比重が変わってきた。その意味でも矢島氏を会場長に据え、今後は経営層として権限を与え、組織を横串に、リーダーとして会場を見てほしい。また、社員の考え方も、経営が変わってから変わった。創造的挑戦の指針のもと、社員のモチベーションも変わり、社員が強くなった。その社員を牽引し、引き続き創造的挑戦に取り組んでほしい」と期待を語った。

【プロフィール】
矢島貴男(やじま・たかお)
昭和49年2月14日生、埼玉県鴻巣市出身
座右の銘:忍耐・我慢

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