ホンダＡＡ九州（福岡県筑後市・伊藤哲也社長）は８月２７日、「５周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。移転５周年を記念したＡＡの出品台数は目標の６００台を上回る６４２台に上り、８月３開催はいずれも６００台を超える出品台数で活発なセリを展開した。

　同会場の２０１８年４〜８月実績は出品台数が前年同期比５．０％増の１万７７２台、成約率が同２．９ポイント増の９５．０％という高水準。とりわけ成約率は全国トップの推移を見せており、自会場落札比率が４７．４％と高いほか、ホンダユーテックの自社ネット「Ｈ＠Ｌｉｖｅ（ハットライブ）」が１８．１％と全国的にも高水準。全社的に強化する外部応札と力強い会場落札がバランス化され、活発な「売り」「買い」を支えている。

　会場落札を引き出す要因に、スタッフ独自企画のイベントや来場促進策にある。また、営業スタッフによる出品店へのアドバイスや会員へのヒアリングなどを通じて、会員利便の向上を図っている。

　村田充宏会場長は「施策展開はスタッフ全員で考えながら実施している。『チーム九州会場』という気持ちでスタッフを信頼しながら、リーダーシップと自主性を引き出している」とし、スタッフ全員で作り上げる会場運営が会員満足度を高める。会場内はスタッフの手作りの季節感を考えた飾り付けや美化活動の成果もあり、とても居心地の良い空間を提供する。４月からスタートした「H＠スマホ」のＰＲや来場会員への声かけや機能説明なども活発に行い、会員との活発なコミュニケーションから得た情報のフィードバックなども行い、会員利便の更なる向上につなげている。