ＴＡＡ・ＣＡＡグループのｗｅｂサービスを運営するシグマネットワークス（東京都中央区・永谷敏行社長）は、同社が運営する「ＴＣ-ｗｅｂΣ」に業界初となる「学習型」フリーワード検索を３月より追加した。

　今回新たにサービスが提供された「フリーワード検索」では、ユーザーが目的の車両を探す際、検索窓にキーワードを入力するだけで必要な情報を引きだせる優れもので、検索スピードの向上はもちろん、利用者が過去に入力した内容を学習して、変換候補の上位表示・候補の予測表示がされる為、少ないキー操作でスムーズな入力が可能となり、多くの利用者から、使いやすいと好評を博している。

■「フリーワード検索」覚えておきたいテクニック
　覚えておきたいテクニックの一つとして、キーワードは一単語だけではなく、ワードとワードの間にスペースを空けるだけで、その条件に合った情報を抽出する。例を挙げると「クラウン　黒」と入力すると、クラウンのボディカラーが黒の車のみ探すことができる。また、キーワードを除外しての検索も可能であり、黒以外のクラウンを探す場合「クラウン　白　青　シルバー」と入力するのではなく「クラウン　－黒」（クラウン　マイナス黒）と入力すると黒以外のクラウンを検索することもできる。

　同じようにキーワードを２語だけではなく、３つ４つと言葉を連ねることで更に詳しく調べることもできる。前述のとおり、車名の後のスペースに出品番号や年式、乗車定員、積載量、ドア枚数を入力することで、希望車種のより細かい検索ができる。例として「ヴェルファイア　７人」「ランクル　３ドア」「エルフ　２ｔ」等、漠然としたキーワードからも検索が可能となっている。

　さらに検索キーワードではＴＡＡ／ＣＡＡのデジタル出品票に記載のある「セールスポイント」や「特記事項」にも対応しており、検索時は大変役立っているとユーザーからの声も多い。
もちろん検索結果一覧から、メーカーや年式、会場、走行距離、評価点等の絞り込みも可能としており、利便性は飛躍的に向上している。

　その他にも、これまでは検索が難しかった「積載車」「福祉車」「冷凍車」「キャンピングカー」「車いす」等も簡単に検索が可能となり検索キーワード利用率も上位を占めているとの事であった。

　シグマネットワークスは「引き続き会員様の利便性向上を図り、会員様の意見を反映し改善を施していく」としている。