ＵＳＳ大阪（大阪市西淀川区・安藤之弘社長）は４月２１日、「Ｆｌｏｗｅｒ（フラワー）ＡＡ（オートオークション）」を開催した。出品台数は前週に続いて２８００台を上回る２８７８台、成約率は５６．０％だった。同会場では３月１７日開催の「ＯＳＡＫＡ大記念ＡＡ」で過去最多出品台数となる４４５９台を集めるなど、年度末商戦から高水準の出品台数を持続している。４月度は全４開催で、出品台数１万１３０９台を集め、目標を大きく上回った。

　セリ開始前のセレモニーでは萩田匡利上席次長が挨拶に立ち、「会員の皆様のおかげで、３週目時点で９０００台を超える出品台数が集まりました。台数だけでなく、しっかりと売れる、活発なセリを心がけてまいりますので、引き続き、よろしくお願いします」と謝辞を述べた。

　同会場では、今回のフラワーＡＡのように、毎回テーマに沿った独自企画のＡＡでセリを盛り上げている。早期からの告知活動を展開、来場会員らにイベント内容をいち早く伝え、セリ参加を呼びかける。

　５月１２日には、年間４大ＡＡイベントの一つとして、「ＧＯＬＤＥＮ（ゴールデン）ＡＡ」を開催する。全車流れ１０００円の「流割」を適用するほか、当日はホワイトコーナーを特設する。会場内はすでにゴールデンＡＡに向けた装飾に溢れている。コンクリート打ちっ放しの内装のようなお洒落な装飾で会場内の柱などをラッピング、開催ムードを高めている。
　ＧＯＬＤＥＮ　ＡＡでは、「取引１台賞」としてモンシェールの堂島ロールＯＳＡＫＡスペシャルを用意するほか、出品と落札の合計取引賞（５台、１０台、３０台）を設け、人気家電などを用意している。

　萩田上席次長は「３月の『ＯＳＡＫＡ大記念ＡＡ』から良い流れを持続している」とするように、出品台数は市場全体の水準を大きく上回る伸長を見せ、来場会員も増加傾向にあり、毎週賑やかにＡＡを開催している。