ＪＵ長崎（長崎県大村市・東明彦理事長）は６月８日、「ＪＵ長崎青年部担当記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数３８４台を集め、成約台数２２２台、成約率５７．８％の活発なＡＡを展開した。折からのタマ不足と手ゼリならではの活発な掛け合いにより、高成約率を記録した。

　得丸健一青年部会長は「今期も出品台数３５０～４００台を目標としながら、青年部を中心にＡＡを盛り上げていきたい」とする。今期も全５開催の記念ＡＡを予定しており、各開催とも青年部会員が中心となって、出品、成約の双方で尽力する。青年部会員の行き来が活発な九州各県からの応援体制も強固で、九州地区唯一の手ゼリ会場を盛り上げるさまざまな関係者の力が結集する。

　東理事長は「今期も高水準だった前期実績を維持しながら、内容の強化を図りたい。これまで以上に多くの来場会員に集まっていただき、さらなる成約率向上につなげたい。県外からのバイヤーも多く、活気あるセリを体感していただきたい。出品面では各支部長の頑張りにより、記念開催では４００台を上回るようなＡＡを展開したい」とする。

　前期の同会場では年間１２開催で、総出品台数４１２４台を集荷し、１８９６台を成約した。１開催平均出品台数は３４４台。記念開催では４００台前後の集荷が定着する。

　こうした中、年５回ＪＵ福岡ＡＡで開催する「ＪＵ佐賀・長崎ジョイントＡＡ」が今期から６開催に拡大される。前期は５開催で１３３０台を出品し、目標台数の１０００台を大きく上回った。

　今回の記念ＡＡでは、セリ開始時間を１０時に前倒しした。「九州各県から来場していただく、バイヤーの皆さんに配慮したもの」（東理事長）で、今後の記念ＡＡでも４００台前後の出品台数が想定されることから、１０時スタートが定着しそうだ。