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近畿会場拡大16周年記念AA開催、82.7%の高成約率

  • セリ開始前のセレモニーで向井英夫社長が謝辞を述べた セリ開始前のセレモニーで向井英夫社長が謝辞を述べた
  • 記者会見で質問に答える向井社長 記者会見で質問に答える向井社長
  • 会員の信頼度が高いTAA近畿 会員の信頼度が高いTAA近畿
  • 立体駐車場にはLED照明を取り入れるなど、常に会員目線で改善活動を行う 立体駐車場にはLED照明を取り入れるなど、常に会員目線で改善活動を行う
  • 記念やまつりAAでは定番となった移動販売車の出店 記念やまつりAAでは定番となった移動販売車の出店

9日、16日と連続イベント実施、会員謝恩企画を展開

 TAA近畿(大阪府寝屋川市・向井英夫社長)は9月9日、「近畿会場拡大16周年記念オートオークション(AA)Part1」を開催した。出品台数2413台を集め、成約率は82.7%と高水準を記録した。成約単価が60万円を上回るなど、市場活性化による活発な応札が際立った。

 セリ開始前のセレモニーで向井社長は「TAAにとって近畿会場は関東、中部と並ぶ歴史ある会場。TAAの歴史そのもの。昭和42年5月のスタート以来、常設会場設置、会場拡大と変遷する中で、会員の皆様にはさまざまなご支援をいただきました。これからも皆様のご商売のお役に立てるよう、頑張ってまいります。今年は消費増税による市場低迷により、今もなお重い局面にあることは事実だが、会員の皆様の活発なビジネスで元気を取り戻していただきたい」と挨拶した。

 周年記念企画として、再出品料無料(9日、一般会員限定)キャンペーンを展開した。また、出品と落札の取引台数に応じた賞品を用意、会場内にはメロンパンやわらび餅の移動販売車が並び、来場会員を楽しませた。

 セリスタート後の記者会見では、向井社長と和田孝弘常務、筧正樹執行役員営業統括部長、矢谷直樹会場長が出席し、在阪記者の質問に答えた。
 向井社長は今後の市場環境を「増税による反動減からの早期回復を見込んでいたが、思っていた以上に厳しい。駆け込み需要は昨年秋口から始まっており、今後前年比ではかなり厳しい数字になるが、絶対的には決して悪い数字ではない」と分析した。

 和田常務も「7月は新車の受注残分の車両供給もあり、中古車供給量は増加したようだが、8月は稼働日数の関係もあり、再び減少に転じた。今回の記念AAでは目標の2400台を少し上回ることが出来たが、9月は警戒が必要な状況に変わりない」と話した。

 こうした状況下で向井社長は「出品シェア以上に、落札台数で動向を分析するべき。AA運営においても、出品だけでなく、落札社数増にも取り組んでいきたい」と今後の方針を示した。
 

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