アライオートオークション仙台株式会社（荒井寿一代表取締役・長谷部敏美社長）は４月16日「開場２１周年記念ＡＡ」を盛大に開催、出品１,０６５台を集めた。

　セレモニーで挨拶に立った荒井商事荒井寿一会長は「皆様のご愛顧をいただき２１周年が迎えられました。東日本大震災から丸２年が経過、被災した当会場も改修、成果を出しつつあるので皆様により快適なオークション環境を整えるため改善に着手したい。時代のスピード化に適応、事業判断の加速化と独立の意識を高める目的で昨年１０月に仙台会場を子会社化した。出品台数は前年度並だが成約率が伸びている。今日は、ＪＵコーポレーション鈴木副社長、ＪＵ東京の金子理事長、ＪＵ茨城の堀江副理事長、ＪＵ神奈川の安藤副理事長・高橋副理事長などにご参加頂いている。これまで多くの業界の皆さんに支えられてオークション事業を運営してきた。当社の経営哲学は「会員の皆様が幸せに成らなければ当社の繁栄はない」。これからも地域業界の皆様に必要とされる存在として25年30年に向かって頑張って行きたい」と謝辞を述べた。

　荒井会長に続き、長谷部敏美社長が「今日は北海道から愛知県まで多くの会員にご参加頂きました。本日は来場記念品が鉢植えプレゼントする企画で、会場内を花で埋め尽くしています。また、今回の記念タイトルは当社の女性社員が考えてくれた『21回目の開花宣言』。私は、この言葉がとても気に入っています。皆様の仕事の場として、また、寛ぎの場としての環境を整えていきたい」と挨拶を述べた。

　当日は、会場１Ｆに設けられた「特設買物市場」で家電品から特産物、スイーツなどを買える「買い物券」が取引賞（出品５０台で８万円分・落札１台毎に５００円分）でプレゼントされた他、「来場くじ引き」や「来場記念品」で花が進呈された。

　記者会見で会場責任者の久保田剛仙台会場長は「21周年・第１０１６回のオークション開催の重みを感じる。立ち上げ当時に携わっていた方々は本当に大変だったと思う。昨年12月18日に『第１０００回ＡＡ』を開催したが、『仙台で１,０００台規模のオークション』を開催していると言われる様になりたい。平成２３年10月～２４年９月の平均成約率は58％だったが、平成２４年１０月～２５年３月は６２％と４ポイントほど伸びている。当会場はディーラーからの出品車が多く本日も約４００台の出品を頂いている。宮城県内のＡＡでもカローラバン・ＡＤバンなどの商用車が充実しているので営業に力を入れたい」と語った。

【第１０１６回・開場２１周年記念ＡＡ結果】
出品台数１,０６８台、成約台数７１４台、成約率６６・９％（周年開催歴代１位）。※バントラコーナー出品台数１５７台はコーナー歴代１位、同コーナー成約台数９６台、成約率：６１・２％。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
【１年間の主な出来事】
３月・東日本大震災復興支援ＡＡ開催。６月・オープン記念ビッグ記念ＡＡを開催、出品料＋車内清掃料１万円パックを企画。７月・ＡＩ-ＮＥＴリアルサービス入会キャンペーンを展開、入会金１万円を無料の他、陸送費用最大３万円をキャッシュバック。10月・グループの子会社化決定に伴い「アライオートオークション仙台」を設立。