ＪＵ広島（北広島町、上田純二理事長）は１０月２４日、「オールＪＵ全国リレー／ＪＵ中四国青年部主催ＪＡＡ」を開催した。出品台数２１３４台、成約台数１３３０台はともに今年度最多実績、ＪＵ中国四国連絡協議会（上田純二会長、ＪＵ中四国）の青年部会（森本太一郎代表幹事）主催によるＪＡＡということで、中四国ブロックはもちろん、全国から多数の青年部会メンバーが来場し、活発なセリを展開した。成約率は６２．３％、成約単価は３８万円という高実績だった。

　セリ開始前のセレモニーでは、打越正明総務委員長が上田理事長のあいさつを代読し「皆様の多大なるご協力で出品台数２１３４台という素晴らしい実績を残すことができました。オールＪＵ全国リレーＡＡの中四国ブロックは目標を上回る状況が続いています」と、感謝の言葉を述べた。

　続いてあいさつに立ったＪＵ中四国青年部会の森本代表幹事は「青年部メンバーが力を合わせて本日のＡＡを成功に導けるよう、頑張ってまいります」と話した。

　上西加寿也青年部会長は「本日は目標の１８００台に対して、２１３４台という出品台数を集めることができました。皆様のご協力のおかげです。他ブロックからも多数の青年部会メンバーに集まっていただいています。全国ＪＵでは全国リレーＡＡだけでなく、ＪＵクレジット『オータムキャンペーン』などの秋キャンペーンも展開中です。本日はしっかりと仕入れていただき、皆様の小売りに生かしていただければ幸いです」と、話した。

　ＪＵ中四国青年部会の中村至宏顧問から中西信夫指導環境委員長と９県青年部会長の紹介が行われた。

　当日は賞品総額１００万円を揃えた「ガラポン大抽選会」を実施したほか、特設「ロープライス０円スタートコーナー」や全車出品料２０００円（流札時）の特別施策などを展開し、ＪＡＡの活発なセリを後押しした。

　前日には、広島市中区のオリエンタルホテル広島でＪＵ中四国青年部会の代表者会議と講演会、前夜祭食事会を盛大に開催した。講演会の講師は、ボトムアップパーソンズ協会理事の畑裕喜氏によるボトムアップ研修を行った。基調講演のほか、グループディスカッションなどを用いた受講者参加型の講習会で、組織作りのノウハウを学んだ。畑氏の父親は同協会の畑喜美夫代表理事。ボトムアップ理論を展開し、強固な組織作りの参考として、ＪＵ広島では今年度、畑代表理事によるセミナーを年１２回、毎月１回定期開催することで、会員店や事務局のレベルアップに生かしている。