ＪＵ愛知（飛島村、兼松幸生理事長）は２月９日、年間最大イベント「組合設立４４周年記念ＡＡ」を開催した。当日は４２１１台を集荷、成約台数３１８７台、成約率７５．７％、成約単価４４万９０００円を記録、周年記念ふさわしい活況な開催となった。
　
　セリ前のセレモニーで兼松理事長は多数の出品と来場の御礼とともに「ＪＵ愛知は歴史を重ね、現在では全国でも指折りの組合となったことは、日頃より協力いただいている皆様や組合とともに歩まれた先輩諸氏、毎日頑張っている職員など多くの方のおかげであります。これからも、皆様のご支援をいただき、一緒に未来を描きつつ、明るい協会、組合へと進んでいければと思います」とあいさつを述べた。

　来賓あいさつでは代表してＪＵ中販連・新薗康男流通委員長が「厳しい状況の中、周年記念に相応しい素晴らしい台数となった。兼松理事長を中心としたＪＵ愛知の結束力の賜物であると思う。５０周年に向けて着実な歩みを進めて欲しい」とあいさつし、続いてＪＵ中部・松本富男会長が「ＪＵ愛知はリーダーとして全国のＪＵをけん引しているとともに模範となっている」と謝辞を述べた。

　取材の場で兼松理事長は「久しぶりに全国の皆様と会うことができ嬉しい。前日の感謝の集いを含め、次世代に向けて勢いをつけることができた。ここ数年は組織改革に注力し、風通しの良い組織が出来上がってきている。引き続き、出品台数の平準化など将来への準備を進めていく」と語った。

　前日には名古屋市内の東急ホテルにて「組合設立４４周年記念オークション感謝の集い」と題し、来賓、関係者など約９０人が出席した前夜祭を３年ぶり開催した。冒頭のあいさつで兼松理事長は「コロナ感染も落ち着き、晴れて多くの皆様に案内をすることができました。昨年末から新車の供給が始まりましたが、まだまだ、不安定であり、中古車相場も定まらない状況が続いております。今後も難しいかじ取りが続きますが、新時代を迎えるにあたり、より一層努力して参ります」と述べた。来賓挨拶では、ＪＵ中販連・新薗康男流通委員長、ＪＵ中部・松本富男会長、荒井商事・荒井寿一会長が祝辞を述べた。