ＵＳＳ大阪（大阪市西淀川区、瀬田大社長）は１０月１５日、「ＵＳＳ大阪２０周年大記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は５４１１台に上り、成約率は今年度最高の６５．６％だった。今回の大記念ＡＡでは、出品店件数が過去最多の１０８６社に上ったほか、多くの会員の参加による活発なセリの結果、成約台数も過去最多の３５４８台に上るなど、大記念に相応しい賑わいだった。

　セリ開始前のセレモニーでは２０年前の同会場設立当時から運営に携わってきた方山直義会場長が挨拶に立ち「ＵＳＳ大阪会場は２００１年１１月１３日に第１回ＡＡを出品台数３５６６台でオープンさせていただき、今開催が９８２回目のＡＡとなり、累計では２５２万台を超える出品台数を取り扱いさせていただきました。これまでにはさまざまな障害や災害などがあり、特に３年前の台風被害での停電の際には開催を危ぶまれた時もありましたが、会員皆様のご支援のおかげで休催することなく、本日２０周年記念ＡＡまで無事に開催できましたことを改めて会員の皆様に御礼申し上げます」と会員への心からの感謝の気持ちを述べた。
　また「２０周年の節目を新たな出発点として、２５年、３０年と会員皆様とともに、より一層、ご商売のお役に立てる会場を目指し、社員一同、明るく元気な対応を心がけ、より良い会場作りに努力してまいります」と今後の意気込みを話した。

　今回の大記念ＡＡでは、出品店件数と成約台数が過去最多を記録した。これまでの記録は２０１９年１０月１１日開催「１８周年大記念ＡＡ」の９７８社。方山会場長は「１０００社を目標に営業活動を展開、１社１社のご協力で５４１１台もの出品台数を集めることができた」という。
　自会場の特色については「地元密着のＡＡ会場。地元の会員の皆さんに支えられ、会員同士、会員と会場スタッフの距離も近いアットホームな会場」だと話す。

　２００６年に新築した現会場は、クルマの売り買いはもちろん、地元業界の情報発信基地としても会員に親しまれている。
　最近では、会場スタッフたちが創意工夫するイベント企画を楽しみにしている会員も多い。