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JU近畿連絡協議会(松永靖久会長、JU近畿)は、「JU近畿チャンス(仮称)」プロジェクトを始動し、総勢17人のワーキングチーム(WT)を結成した。同プロジェクトの結成と始動は12月18日開催の「会長会議」と「JU近畿平成30年度理事会」で審議・承認された。JU近畿管内の2府4県商組とJUコーポレーション(髙谷昭彦社長)が一丸となり、映像オークションの仕組み作りなど、JU近畿独自で次世代型の中古車流通を構築する考え。
同プロジェクトは、森本義則総務委員長(JU兵庫理事長)が担当するほか、ワーキングチームの座長はJU京都の浅野史郎指導環境委員長、副座長にはJU大阪の赤井敏和流通委員長とJU兵庫の藤田一己流通・検査委員長が就いた。このほか、各府県から2~3人のWTメンバーを選出、若手主体の布陣で、次世代型の中古車流通の姿を形にしていく。
今後は同WTの会合を定期的に開催しながら、映像オークションの課題点やリスクなどを検討しながら、2019年中には実現させたい意向だ。
現在のJU近畿では、現車AA会場がJU奈良の1会場のみという状況。2府4県が協力し、JU奈良AAを盛り上げてきたが、遠方からの出品、落札の場合、陸送費などの負担が出品店、落札店の双方にのしかかることになる。こうした負担を軽減する手段としても、映像オークションの仕組みを活用した映像出品が有効に活用できるはずだ。
映像オークションには、検査やクレーム対応などの課題も多く山積するものの、同WTで活発な議論を重ねながら、JU近畿独自の中古車流通の仕組み作りを目指す。
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