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プロトコーポレーション(名古屋市中区・神谷健司社長)が運営する「PROTO総研(プロトソウケン)」(宗平光弘所長)は、リバネス(東京都新宿区・高橋修一郎社長)と共同で若手研究者向け研究助成制度PROTO総研「プロト賞」を創設し、その受賞者に東京大学大学院学際情報学府博士課程1年の渋谷遊野(しぶや・ゆや)さんを選出した。
渋谷さんは授賞式で「この度は本研究への研究助成を採択してくださりありがとうございます。 頻発化、激甚化する災害にどのように対応していくべきか。私は、支援物資のロジスティクスに着目しながら、公的セクターのみならず民間セクターや住民協働の力をより活用できるような社会システムについて研究を進めています。本研究では、 全国の中古車市場データをお持ちのプロトコーポレーションから提供いただける豊富なデータを最大限活用し、 過去の大規模災害時に中古車市場が支援物資ロジスティクスでどのような役割を果たしたのかについて明らかにすることを目指します。 さらに、本研究を通じて将来起こりうる災害に向けどのように中古車市場を活用できるのかについても考察を深められればと考えております」と挨拶した。
PROTO総研「プロト賞」は、リバネスが運営する「科学技術の発展と地球貢献の実現」に資する若手研究者が自らの研究に情熱を燃やし、 独創性を持った研究を遂行するための助成を行なう「リバネス研究費(リバネスケンキュウヒ)」を活用した、 研究助成制度。今回のPROTO総研「プロト賞」は「自動車が関係するニーズ意識等の各種調査・研究及び将来必要となる自動車関連技術の研究・開発」にテーマを絞り広く募集を行なっていた。
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