ＪＵ埼玉／業界初・中古車販売業界のモデルへ「埼玉県自動車販売暴力排除推進協議会」を発足

企業・団体 2013年10月03日

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10月1日、埼玉県自動車販売暴力排除推進協議会が発足

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　ＪＵ埼玉（沼尾幸一理事長）は10月１日、埼玉県中古自動車販売商工組合内に「埼玉県自動車販売暴力排除推進協議会」を発足した。

　発足式では同推進協議会会長に就任した沼尾幸一会長が冒頭挨拶に立ち、「平成23年８月、埼玉県暴力団排除条例が施行されたが、同条例には事業者の責務として暴力団に利益をもたらさないようにすること、業界ごとに暴力団排除団体の結成につとめることが定められている。当然、中古車販売を営む我々にも積極的な暴力団排除活動が求められているということであり、当協議会は条例の趣旨に基づき、県内の中古車販売店が業界の発展のために加盟している埼玉県中古自動車販売商工組合内に設置された。この協議会の設置により、我々が一致団結して暴力団排除に取組むという意思を内外に示せるだけではなく、暴力団排除対策等を会員同士で協議するとともに、暴力団に関する情報を共有することが可能となる。暴力団はその名のとおり、暴力を背景に様々な不法行為を行っている集団であり、何らかの関りを持てば、社会的非難を受けるだけでなく、暴力団と同一視されるなどして、我々業界そのものが悪影響を受ける。当協議会は、会員総意の下、各暴力団排除対策を実施し、全国の中古車販売業界のモデルとなるよう努力していく」と決意の意を述べた。

　続いて、埼玉県警察本部刑事部大河原清光組織犯罪対策局長からは、「本日発足した埼玉県自動車販売暴力排除推進協議会が、業界のよい前例となることを期待している」と挨拶が述べられた。その後、埼玉県警察本部刑事部組織犯罪対策局廣木利信捜査第四課長、埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター森松夫専務理事が来賓として紹介され、沼尾理事長が埼玉県中古自動車販売暴力排除推進協議会会長として「暴力排除宣言」を宣誓し、大河原局長へと宣言書が手渡された。

[暴力排除宣言]
われわれは、中古車販売業の公正性を確保し、暴力のない明るく住みよい地域社会の実現に寄与するため、次のとおり行動することを宣言する。
１、暴力団等反社会勢力関係者との契約は断固拒否する。
２、暴力団等反社会勢力に対しては、「恐れない」、「金を出さない」、「利用しない」の三ない運動を実践する。
３、暴力団等反社会的勢力関係者と社会的避難を受けるような交際はしない。
４、暴力団等反社会的勢力による不当要求等を防止するため、警察等関係機関・団体との緊密な連携体制を確立する。

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