- 成約率92.6%を記録 2024年04月30日 [ NAA東京 ]
- 西部ブロック担当AAに1047台を集める 2024年04月30日 [ JU静岡 ]
- 初開催の「ヤナセコーナー」は93.3%の高成約率を記録 2024年04月26日 [ USS九州 ]
- リレー目標達成、バイクは独自検査で活発な応札 2024年04月26日 [ JU千葉 ]
- 出品、成約、成約率は今年3番目の高水準 2024年04月26日 [ KCAA山口 ]
ユー・エス・エス札幌(北海道江別市・安藤之弘社長)は4月28~29日の2日間、道内最大の中古車フェア「第24回スーパー中古車市・春の祭典」を開催、出展を申し込んだ会員69社が延べ1500台を出展した。
【中古車フェア実績】
今回のフェアは日本ハムの公式戦の都合でGW中の開催となったが、函館や釧路、さらに稚内など全道から約6214人が来場、2日間で282台を成約した(平均単価100万8756円)。
初日の取材で目にした光景は、車種別でブース番号(展示場所)が分かる出品表を手に取り目当ての車に行くユーザーと、ジャンケンで購入権利が得られる「名物5円カー」を下見するユーザーに分かれていた(17年式の日産マーチ14E‐FOUR4WDと三菱ekワゴンM4WDの計2台を諸費用込み5円で提供)。
中古車は一物一価で早いもの勝ち、同フェアは、午前10時の開場前から新聞を手に持つ客の行列ができるほど来場者が多いため、早く決断しなければ売れてしまうというプレッシャーがある。またAAで使う出品表が用意されており目当ての車の探しやすく、他のフェアと比較して商談のスピードが速いようだ。さらにジャンケン大会で勝ち残った1名が買える『5円カー』もユーザーに定着しており、下見をする来場者から「今年の5円カーはこれか」などの声も聞かれていた。
同社の岩崎征夫取締役によると、「今回、札幌ドームの予約の都合でGW初日の開催となり、総成約台数は伸び悩んだが、最高金額で380万のヴェルファイアや200万を超える中古車もたくさん成約し、平均単価も100万を超えた」という。
同フェアは『USS札幌』がオープン2年目から会員の小売支援のため、春秋の年2回ほど開催しているものだが、ドーム会場の利用料、駐車場利用料、北海道新聞など各紙への全段広告・TV・ラジオ各局などへの広告宣伝費の負担、さらに成約者に大型液晶TVやブルーレイレコーダーなど家電品が当たる抽選会・ダーツゲーム・海鮮ギフト賞品など提供している。
取材で入室した関係者控え室では来場客が入場後、一段落し戻った社員に対して菅田幸康専務が、早朝から休日を返上し応援に来ていた社員達に、「応援ご苦労様、休日に出てきてくれてありがとう。GWはゆっくり休んでください」と労いの言葉を掛けていた。
取材に対し菅田専務は、「このフェアは、故服部太会長に『会員支援のためにフェアを企画したい』と相談した際、『やるのなら市内で一番の札幌ドームを使い、告知も徹底してやる方がいいだろう』と承認を頂いたイベント。毎回、募集と同時にブースが埋まるほど会員皆様に喜んで頂いている」と、この企画がスタートした時のエピソードを語った。
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