ＪＵ中販連　設立４０周年式典を開催　　～今後も消費者保護と業界の健全な発展を目指して全力で取り組む～

企業・団体 2012年02月02日

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挨拶を行う澤田稔会長

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　ＪＵ中販連（東京都渋谷区）は１月２６日、都内東京プリンスホテルにおいて「ＪＵ中販連設立４０周年式典」を開催した。

　ＪＵ中販連は昭和４６年９月１８日に任意団体として発足、その後、５０年に社団法人格を取得、５３年には経済事業を行う商工組合連合会を設立した。昨年の９月をもって設立４０周年を迎えた同団体は、現在、約１万社を有する全国組織として活動している。
　
　式典の冒頭に挨拶に立った澤田稔会長は、多くの関係者に感謝の意を述べると共に、ＪＵ中販連がスタートした経緯、その後の取組みについて述べ「我が国において、世界に誇れる素晴らしい中古車マーケットが存在するのは、ＪＵ中販連が、諸先輩方のご尽力と、経済産業省・国土交通省をはじめとする関係省庁、自動車関係団体、関係企業など多くの皆様のご支援を頂きながら、業界唯一の公益的な全国組織として活動してきた成果であると自負しております」と語った。

　その後、業界の今後について「少子高齢化が今後進んでいくことから、中古車流通台数が減少することは避けられない状況にあります。また、消費税の税率アップによる個人間売買、中古車あっせん業者の拡大も予想されるなど、中古車業界の将来は明るいとは言い難い状況にあります。しかしながら、全国の有力な専業者が加盟する全国組織という利点を活かし、それぞれが建設的な意見を出し合い、一致結束して取り組めば、必ず難局を乗り切れるものと確信しています」と力強く語り「我々の責務はこの素晴らしい組織を次代に引き継ぐことであり、役員一同、消費者保護と業界の健全な発展を目指して全力で取り組んでいくことをお誓い申し上げます」と挨拶を締め括った。

　その後に功労者表彰、ＪＵクレジット表彰、協力友好企業・ＪＵグループへの感謝状贈呈が行われた。また、当日は、経済産業省や国土交通省、関係各社から来賓が駆けつけ、式典に華を添えた。

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