インタビュー/ヴィンテージ軽キャンパーの世界を築いた男 販売店経営にモノ作りのスピリットを注…

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インタビュー/ヴィンテージ軽キャンパーの世界を築いた男 販売店経営にモノ作りのスピリットを注ぎこむ

ひと 2011年10月27日
森茂樹代表

森茂樹代表

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ヴィンテージ軽キャンパーという新しいかたちを取り入れ、販売実績を伸ばしている会社が三重県四日市市にあるオートスピリット。
今回は中古車販売店経営にモノ作りのスピリットを注ぎ込む森茂樹(もりしげき)代表にお話をうかがう。

 ヴィンテージ軽キャンパーとは内装がキャンピングカー仕様(ルート:愛知県豊田市が販売するちょいCamシリーズhttp://choi-cam.com/)で外装はワーゲンバスなどのレトロで可愛らしいオリジナリティの高い軽自動車のこと。
パーツの組み合わせで世界に1台だけの希少性と快適な移動空間を実現している。

高速料金千円上限制度で生まれた「車中泊」というブームは震災の影響で一時は低迷していた。
しかし、低コスト(維持費・燃費)で普段使いにも転用できるため軽キャンパーの人気は今でも非常に高く、キャンピングカーフェア等ではもっとも出展台数は多くユーザーからの人気も高い。

同氏は
「これからの中古車販売は他店との差別化をしないと生き残れない」
と考え、
昨年から軽キャンパー販売をスタート。
熟年世代から大きな反響受け、販売台数を伸ばした。
さらに今年から外装をヴィンテージモデルにして若い世代へもターゲット層を広げた。

同氏の取り組みの最大の特徴は全て自分でやってみること。
パーツの組み付けや修理など自分でできることは何でもやってしまう。
「1回目は大変だが、2回目からはスムーズにできる。
簡易キャンパー仕様については1時間、本格的キャンパー仕様でも5時間で組み付けは完了する。
仕上がった完成車を眺める時の喜びや達成感はなにものにも代えがたい。
今使っている工具も近所のホームセンターで自分仕様に改良。
1日数時間も電動工具を握っていると自分の職業が中古車販売店経営か家具職人か分からなくなる」
と笑顔で語る。

 さらに「自分で製作した場合は収益率も高まるし、販売する際にもユーザーへの説得力が格段に違う。
もちろん自分で一度試しに使ってみる事は必要です」と販売時のメリットを語る。

 また、大きなメリットのひとつがユーザーの囲い込み。
信頼関係を築きやすく、事故・整備・車検など他店に行く事はない。
毎回お土産を持って旅行報告に来てくれるユーザーもいるとのこと。

キャンパー仕様車はユーザーのニーズが多様でオプション選びなど大変ではないかと聞くと
「自分の趣味もキャンプや釣りなどアウトドア中心であったため、ユーザーともすぐに意気投合し、商談が長時間になっても、まったく疲れを感じる事はなく楽しい」
との回答。

この取材を通して感じたことは同氏が「職人」であること。
中古車販売にどんなに厳しい時代が来ても、このお店は繁盛し続けるのだろう。
(永田雄一)

もっと知りたい方は同社ホームページへ
http://www.autospirit.co.jp/

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