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【会場長インタビュー】ホンダAA名古屋の阿島慎也会場長に聞く BSプログラムの活用で販売店との関係強化

スタッフ育成に注力し喜んでもらえる会場へ

 ホンダユーテック(中薗憲一社長)は全国6会場でホンダオートオークション(AA)を展開している。その中で中部・北陸エリアをカバーする名古屋会場(愛知県東海市)は、今年1月に阿島慎也氏を新たに会場長に迎えた。目まぐるしく変化する自動車関連業界において、長年培った経験とノウハウを活かし、どのような運営を展開していくのか阿島会場長に聞いた。
   
―会場長就任から4カ月を振り返ってみて
 会場長として初めて経験することが多く、繁忙期と重なったことで、あっという間に時間は過ぎた。「何とかこなしてきた」という感じが強い。名古屋会場は異動前に副会場長を務めていた東京会場と比べると、規模は小さいものの、カバーエリアは広くやることは多い印象がある。春には新しいメンバーが増えた。若いスタッフが多い会場なので、その若さを強みにしていきたい。

―ホンダ販売店との関係強化に注力
 ホンダ販売店の中古車領域をサポートし、関係強化を目的としたビジネスサポートプログラム(BSプログラム)の運用が必須になっている。BSプログラムを活用することで、ホンダユーテックが持っている中古車に関するノウハウを伝え、販売店の経営支援につなげていきたい。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、販売店への訪問が思うようにできていない。関係強化にはコミュニケーションを深めることが欠かせないので、状況を見ながらできる範囲で販売店に訪問し、関係性を深めていきたい。
 
―課題を克服することが次のステップへ
 名古屋会場の課題は「スタッフの育成」と認識している。若いスタッフ、新しいフタッフによる運営は「勢いの良さ」が強みになるが、時として経験の無さが弱みとなる場合もある。これをカバーするために、ミーティングを通してスタッフのスキル向上に注力をしている。特に「BSプログラム」の扱い方については、しっかりと時間をかけて全員が理解するようにしている。1つ1つ課題と向き合い、確実に克服することが、次のステップに進むために必要だと感じている。

―今後について
 販売店、会員の皆様に喜んでいただける会場にしていきたい。愚直にBSプログラムの活動を行うことで、販売店の活用率が上がり、会員の皆様には良質な車両を供給することができる。その為にも会場一丸となって取り組んでいきたい。

【プロフィール】
阿島慎也(あじま・しんや)。埼玉県朝霞市出身、1974年5月生まれ、47歳。1999年ホンダ中古車販売(現ホンダユーテック)入社、オートテラス城北(現U-Select城北)配属。20年4月ホンダAA東京会場・会場長代理。同年6月同会場・副会場長。21年1月ホンダAA名古屋会場・会場長に就任。趣味は船釣り。

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