ＪＵ島根（島根県出雲市、浜村浩司理事長）は６月１２日から、外部入札サービスの接続を開始する。ＪＵコーポレーション（東京都新宿区、問谷功社長）が運営するインターネットサービス「ＪＵナビ＆ＪＵトレード」の新規会場として、入札方式による接続を開始するもの。ネット接続による外部入札でバイイングパワーを強化、オートオークション（ＡＡ）事業の活性化を図る。

　同商組のＡＡ事業は、月１回金曜日の開催でコンダクターによる手ゼリが魅力の現車ＡＡを行う。７月は全５週あることから、２開催を予定している。２０１９年（１～１２月）の総出品台数は３２７６台（１開催あたり２１８台）で、一部で自前のネットオークションシステムを活用しているが、会場外落札率は２．７％程度に止まっている。活発な会場落札と合わせて、全国からネットを介した外部入札を受け入れることで、更なる応札強化につなげる狙い。

　今回のＪＵナビ＆ＪＵトレード接続により、ネットを通じた強力な外部入札がバイイングパワーを引き上げるほか、ＪＵナビ＆ＪＵトレード会員にとっても仕入れの利便性が大きく向上することになる。

　ＪＵ島根とＪＵコーポレーションは「ネットワーク面での機能強化・連携を通じ、今後とも会員にとって便利で役立つオークションを目指してまいります」としている。

　
　ＪＵ島根の１台あたり落札料は次の通り。
　▽ＪＵナビ会員による入札＝ナビモード１万５０００円、トレードモード１万３８００円
　▽ＪＵトレード会員による入札＝１万６５００円

　ＪＵ島根のＡＡ開催スケジュール（２０２０年１０月まで）
　▽　６月１２日
　▽　７月　３日
　▽　７月３１日
　▽　８月２１日
　▽　９月１１日
　▽１０月　９日
　※セリスタート時間は１１：００～