ＪＵ島根（出雲市、浜村浩司理事長）は６月１０日、「青年部主催ＪＵナビ入札・オートサーバー（ＡＳ）入札２周年記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数３２８台を集荷した。県内外から多数のバイヤーが来場し、活発なセリを展開した結果、２８３台を成約し、８６．３％という超高成約率を記録する活況だった。

　セリ開始前のセレモニーでは、主催する青年部会を代表して中村至宏部会長が挨拶に立ち「青年部が主催ということで、しっかりと盛り上げてまいりますので、今日一日のセリご参加、宜しくお願いします」と話した。

　隣接する広島県から駆け付けたＪＵ広島の室田尚樹青年部会長は「広島からも多数の参加者で参りました。しっかりと盛り上げてまいりたいと思います」と中村青年部会長のメッセージに応えた。

　当日はＪＵコーポレーションから田中健一営業企画部長が表敬訪問し「ＪＵ島根ＡＡの躍進は目を見張るものがあります」と祝辞の中で、ＪＵ島根の流通事業活性化による高い実績を称えた。

　同会場では、旺盛な会場落札を合わせたＪＵナビ、ＡＳからの外部入札などが奏功し、活況のＡＡを続けている。とりわけ昨年８月以降は、常時８０％を超える高成約率を持続、地元島根県の中古車流通活性化に大きく貢献している。手ゼリと外部を組み合わせたハイブリッド型のセリ進行が特徴で、過去最高成約率で推移する活発なＡＡ開催が流通事業のみならず、組合事業全体の活性化に大きく寄与している。