日本二輪車オークション協会（東京都港区）は３月２６日、一般社団法人として発足後第８回目となる通常総会を都内のホテルで開催した。当日は、第７期事業報告、第８期事業計画などを審議承認し、会長に荒井寿一氏（荒井商事会長）、副会長に福田博介氏（オークネットグループ執行役員）、金島雅哉氏（ジャパンバイクオークション社長）がそれぞれ選任された。

　第８期事業計画案では、盗難二輪車の照会回答業務及び二輪車走行距離管理システム、走行距離確認サービス、媒体向け二輪車走行距離確認サービスを引き続き運用していくことなどが承認された。

　また、自動車公正取引協議会の賛助会員として、会員オークション会場へ告知普及活動の要請や、中古バイクの走行距離表示状況調査に関する協力や連携を行う。オークション主催者の実態調査として、主催者ごとの毎月の出品台数、成約台数、平均単価などを集計し、会員オークション会場へ報告すること等が承認された。新会長に就任した荒井会長は「中古二輪車の健全な発展に尽力したい」と抱負を述べた。